2021/03 現オブジェクトストレージ環境閉鎖

[更新日:2020年11月26日]

注意

本ページは2020年11月17日までオブジェクトストレージをご利用中のお客様向けのページとなります。2021年4月に正式提供開始予定の新オブジェクトストレージのドキュメントにつきましては、新たにご利用を開始するお客様向けの手順を含め後日公開予定となります。

概要

2015年より提供を開始しておりました「オブジェクトストレージ」サービスにつきましては、安定的にサービスを提供するため新規お申込みを停止した上でご利用を継続中のお客様のみに提供しておりましたが、今後も長期的な品質維持が困難と判断し、誠に勝手ながら2021年3月を持ちまして環境を閉鎖させていただくこととなりました。今後は新サービスとして新たなオブジェクトストレージサービスを提供し、2020年11月よりベータ提供を開始させていただきます。本ページは閉鎖までの具体的なスケジュールや新サービスへの移行についてのご案内となります。

ご利用のお客様には大変ご面倒をおかけいたしますが、ご一読の上ご対応をお願いいたします。

スケジュール

閉鎖までのスケジュールは以下を予定しております。

現サービスについて

現在提供中のオブジェクトストレージにつきましては 2021年3月31日 を持ちましてサービスを終了し、操作/アクセスが行えない状態となり、データも 2021年4月1日以降 順次削除されます。ご利用中のお客様におかれましては、サービス終了日前日までのデータ取得/新ストレージへの移行をお願いいたします。

新サービスについて

新たなオブジェクトストレージにつきましては2021年4月の正式版公開まで以下のスケジュールを予定しております。

2020年11年17日

新オブジェクトストレージをオープンベータとして提供いたします。

2021年1月末

正式サービス提供後の料金プランを公開予定です。

2021年4月1日

新オブジェクトストレージを正式サービスとして提供開始します。ベータ期間中に作成されたデータはそのまま正式提供環境に引き継がれ、お客様側での特別な手続きは必要なく正式サービス後もご利用いただけます。

注意

正式提供開始後はサービス利用料の課金が発生します。ベータサービス期間中に検証等でバケット/オブジェクトを作成されている場合など、ご不要なバケット/オブジェクトにつきましてはベータサービス期間中の削除をお願いいたします。

新オブジェクトストレージのご利用方法

ベータサービス提供開始日以降、クラウドコントロールパネルのホーム画面より新オブジェクトストレージとなる オブジェクトストレージ(β) が選択できるようになるので、これをクリックしオブジェクトストレージ管理画面に移動します。

ご利用にはクラウドサービス約款およびベータサービス利用同意が必要です。同意する場合はチェックボックスにチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。

サイトの作成

最初にサイトの利用開始操作を行います。

注釈

サイトとは、実際にデータを格納するバケットなどのリソースが作成される物理的位置のことです。連携するシステムとの地理的な位置やDRなどを考慮し、バケットの作成先サイトを選択することが可能です。
現在は 石狩第1サイト のみが選択可能です。

左側のメニューより「サイト」を選択し、表示されるサイトのリストから利用を開始したいサイトを選択します。

確認のダイアログボックスが表示されるので、問題が無ければ「OK」をクリックし利用開始処理を行います。

利用開始処理が完了すると、オブジェクトストレージにアクセスするための アクセスキーIDシークレットアクセスキー が表示されます。

注意

シークレットアクセスキーはサイト利用開始処理完了後のみ表示されます。情報を紛失した際は再度サイトの利用開始処理が必要となりますのでご注意ください。

サイトの利用開始処理が完了するとAmazon S3互換プロトコルで接続可能なエンドポイントが作成されます。

注意

ベータ提供期間中はアクセスキーの発行が1サイトあたり1個のみに制限されます。そのため、現在は「アクセスキーの発行」ボタンを押下し2個以上発行することはできません。あらかじめご了承ください。

注釈

実際のオブジェクトストレージへの接続の際は、こちらのサイト利用開始時に発行されるアクセスキーではなく、 パーミッション設定画面 で発行したアクセスキーを使用することを推奨します。

バケットの作成

実際にオブジェクトを格納するバケットを作成します。左側のメニューより「バケット」を選択し、「バケットの追加」ボタンをクリックします。

表示されるダイアログボックスにバケット名を入力し「追加」ボタンをクリックします。

注釈

バケット名には半角3〜63文字の範囲で、英字(小文字)、数字、ダッシュ(-)が使用できます。また、バケット名はユーザやサイトに共通してオブジェクトストレージ全体で一意である必要があるため、他のお客様のご利用状況などによりご希望のバケット名が指定できない場合もあります。

バケット作成後はバケット一覧画面より詳細を確認することができます。

バケットの操作

バケットに対してはコントロールパネルより以下の操作が可能です。

注釈

コントロールパネルから実行可能なバケット操作は限定されます。全ての操作を行う場合は API 経由で行ってください。

作成済みの任意のバケットを選択し、上部に表示される オブジェクトパーミッションCORS設定 それぞれのタブを選択します。

「オブジェクト」タブ

「フォルダの作成」ボタンからバケット内にフォルダを作成することができます。表示されたダイアログボックスにフォルダ名を入力し、「作成」ボタンをクリックします。

注釈

フォルダ名は2〜128文字の範囲内で英数字、一部の記号( !_.*\'()-/ )が使用できます。また、末尾には必ず / が必要です。

作成したフォルダはオブジェクトタブ内に表示されます(API経由で作成されたフォルダも表示されます)。

それぞれのフォルダを選択することで、さらにそのフォルダ内に新たなフォルダを作成することが可能です。

注釈

コントロールパネルではフォルダの作成とリスト表示のみが可能です。削除や変更はAPI経由でのみ操作が行えます。

また、個々のオブジェクトに対してオブジェクトACLの設定/オブジェクトの削除がが可能です。オブジェクトACLでは以下のいずれかのACLに設定することができます。

Private API経由でのアクセスのみ許可されます。
Public read アクセスキー不要でURLを指定することでアクセスできます。

オブジェクトACLは、ファイルリストの「オブジェクトACL」フィールドに表示される個々のリンクをクリックすることで設定変更が可能です。

表示されるダイアログボックス内のラジオボタンで変更したいパーミッションを選択し、「更新」ボタンをクリックするとオブジェクトACLが変更されます。

また、オブジェクトを削除したい場合はリスト右側の3点ボタンをクリックし、「削除」を選択します。

確認のダイアログボックスが表示されるので、問題がなければ「削除」ボタンをクリックて削除を実行します。

注釈

削除したファイルは復旧できませんので削除作業時は十分ご注意ください。

「パーミッション」タブ

バケットに設定されたパーミッションを確認できます。

注釈

コントロールパネルでのパーミッション設定は パーミッション設定 の項目を参照ください。

「CORS設定」タブ

Amazon S3互換のCORS(Cross-Origin Resource Sharing)設定が行えます。上部に表示される切り替えボタンで、各設定値をフォーム形式で入力可能な「フォーム」とXML形式で直接入力できる「エディタ」の2種類の設定方法が利用できます。

「フォーム」入力を使用する場合は下部に表示される「追加」ボタンをクリックすることでCORSのルール設定フォームが表示されるので各設定項目のフォームに必要事項を入力します。複数のルールを設定する場合はさらに「追加」ボタンをクリックすることで追加でフォームが表示されます。

全ての入力が完了したら、「保存」ボタンをクリックして設定値を保存します。

パーミッション設定によるアクセスキーの発行

「パーミッション」メニューより、作成済みのバケットごとに指定したパーミッションでアクセスが行えるアクセスキーを発行することができます。左側メニューより「パーミッション」を選択後、「パーミッションの追加」ボタンをクリックします。

追加ダイアログボックスが表示されます。上部の名前欄には設定したいパーミッション名を入力し、作成済みの個々のバケットに対して読み込みを許可する READ 、 書き込みを許可する WRITE をそれぞれチェックボックスで指定します。完了後は下部の「追加」ボタンをクリックします。

バケットごとに設定したパーミッションで操作が可能となるアクセスキーが表示されます。

注意

シークレットアクセスキーはパーミッション設定完了後のみ表示されます。情報を紛失した際はパーミッションの再設定が必要となりますのでご注意ください。

設定後、設定済みパーミッションのリストに表示されます。任意のパーミッションをクリックすることで詳細の表示/設定を行うことができます。

「バケット」タブ

各バケットに対して設定済みのパーミッションの状態を確認することができます。また、上部の「パーミッションの編集」ボタンをクリックすることで、パーミッション追加時と同様のダイアログボックスが表示され、パーミッション名や各バケットの許可状態を変更することが可能です。

「アクセスキー」タブ

該当のパーミッション設定時に発行されたアクセスキーが表示されます。また、「アクセスキーの発行」ボタンより、新たなアクセスキーとシークレットアクセスキーのペアを追加で設定することができます。

注意

ベータ提供期間中はアクセスキーの発行が1パーミッションあたり1個のみに制限されます。そのため、現在は「アクセスキーの発行」ボタンを押下し2個以上発行することはできません。

また、作成したパーミッションを削除したい場合はリスト右側の3点ボタンをクリックし、「削除」を選択します。

注意

現サービスと違いバケットに設定いただいた後、格納しているオブジェクトにもACLを設定いただく必要があります。またオブジェクトの操作はAPIでも操作可能になります。API経由で設定いただければと存じ上げます。

API経由でのご利用について

バケット作成後にエンドポイントとアクセスキーを控え、オブジェクトストレージへAPIを経由しアクセスします。 オブジェクトストレージはAmazon S3互換APIを備えており、Amazon S3をサポートするAPIクライアントやアプリケーションを利用することができます。

APIについて

※バケットの作成や削除についてはAPI経由で行うことはできません。また下記APIについて暫定的なリストとなります。(正式サービスの際にはサポート対象を改めて明示いたします。)

新機能 API名 概要
  GET Service バケットのリストを取得する
  GET Bucket (List Objects) Version 1 オブジェクトの一覧を取得する
GET Bucket (List Objects) Version 2 オブジェクトの一覧を取得する
PUT Bucket Versioning バケットのバージョニング機能を設定する
GET Bucket Versioning バケットのバージョニング機能の状態を取得する
GET Bucket Location バケットのロケーション(リージョン情報)を取得する
GET Bucket Object Versions オブジェクトの一覧をバージョン情報を含めて取得する
  HEAD Bucket バケットの存在とアクセス可能かを確認する
PUT Bucket ACL バケットのACLを設定する
GET Bucket ACL バケットのACLを取得する
  List Multipart Uploads Activeな MultipartUploadの一覧を取得する
PUT Bucket CORS CORSの設定をする
GET Bucket CORS CORSの設定状況を取得する
DELETE Bucket CORS CORSの設定を削除する
  DELETE Object オブジェクトを削除する
DELETE Object Tagging オブジェクトに設定されたタグを削除する
  Multi-Object Delete 複数のオブジェクトをまとめて削除する
  GET Object オブジェクトを取得する
GET Object Tagging オブジェクトに設定されたタグを取得する
GET Object ACL オブジェクトに設定されたACLを取得する
  HEAD Object オブジェクトの情報を取得する
  PUT Object オブジェクトをアップロード(作成) する
PUT Object Tagging オブジェクトにタグを設定する
PUT Object ACL オブジェクトにACLを設定する
  PUT Object - Copy 同一バケット内 または 異なるバケットからオブジェクトをコピーする
  Initiate Multipart Upload MultipartUploadの初期化をおこなう
  Upload Part MultipartUploadの パーツをアップロードする
  Upload Part - Copy MultipartUploadを使用して同一バケット内 または 異なるバケットからオブジェクトをコピーする
  Complete Multipart Upload MultipartUploadを完了させてオブジェクトを完成させる
  Abort Multipart Upload MultipartUploadを中断させてセッション情報の削除、アップロード済みのパーツの削除をおこなう
  List Parts MultipartUploadでアップロード済みのパーツの一覧を取得する

新サービスの仕様について

仕様は以下となっております。ご利用の際にご確認ください。 制限値の上限引き上げなどのご要望はカスタマーセンターまでご連絡ください。

項目 制限値,仕様
オブジェクト数 1,000万オブジェクト/バケット
オブジェクトサイズ 5TiB/オブジェクト
バケット数 20バケット/アカウント
バケット容量 10TiB/バケット
アクセス数 秒間100アクセス
同時アクセス数 10
アクセスキー 1個/アカウント
パーミッション 20個/アカウント
パーミッション用アクセスキー 1個/パーミッション
バケット数 20バケット/パーミッション
アクセス方法 S3互換
アクセスコントロール アクセスキー毎に設定
認証 Signature v4対応
キャッシュサーバの有無
通信プロトコル https
その他 aws sdkを動作確認の基本としております。

よくある質問

Q. データ移行にはどの程度時間がかかりますか?

お客様のネットワーク状況に左右されます。以下例を参考にしていただければと存じ上げます。 例:回線速度:100Mbps、データサイズを100GBとし、伝送効率を80%とした場合は2時間58分程度のお時間がかかります。

Q. 移行作業の代行をさくらインターネットに依頼できますか?

お客様自身で現在提供中のオブジェクトストレージよりデータを取得し、新サービスへ転送をお願いいたします。 移行ツール等はご用意しておりません。

Q. 閉鎖後に残っているデータはどうなりますか?

データについては閉鎖以降に削除させていただきます。

Q. 新サービスの料金はどうなりますか?

2021年2月頃にご案内させていただきます。

Q. 新サービスのバケット名で利用できる文字はどうなっていますか?

バケット名に利用できる文字列は以下の通りです。

  • 文字数は半角3〜63文字以内
  • 利用文字は小文字英数字、ハイフン(-)
  • 始まりの文字が英数字
  • 末尾の文字がハイフン(-)でない
  • ピリオド(.)は禁止

また、一部の文字列に関しましてはブランド保護などの観点より事前に禁止させていただいております。

Q. 新サービスのバケットの削除時に注意事項はありますか?

バケットの削除を行う場合には、お客様側でバケット内のすべてのオブジェクトを削除いただく必要があります。 削除完了後にバケットの削除を実行できます。

Q. 新サービスのアクセスキー/シークレットアクセスキーを失念しました。再発行できますか?

お問い合わせいただきましてもさくらインターネット側では確認及び回答することはできません。 お手数ですが一度現在のアクセスキーを削除し新規にアクセスキー及びシークレットキーを発行して頂くようお願いいたします。

Q. アプリケーションのサポートなどは行っていただけますか?

オブジェクトストレージを利用するアプリケーションについてはサポートを行うことはできません。 お客様側で確認のうえご利用いただきますようお願いいたします。

Q. コントロールパネル上ですべてのオブジェクトは確認できますか?

コントロールパネル上はで最新100件のデータのみが表示されます。

Q. βサービス期間のオブジェクトストレージは正式サービス版とどう違いますか?

βサービス期間は無料でお使いいただけます。また、コントロールパネルはβサービス期間にお客様からいただく フィードバックなどを基に開発を継続していきますが、API機能については正式サービス時と変わりございません。

Q. βサービス期間メンテナンスは行いますか?

βサービス期間中にメンテナンスを実施させていただくことがございます。 通常のサービス同様に告知を行いますので、メンテナンス詳細はご覧ください。
サービスに関するメンテナンス・障害情報

Q. バケットの削除ができないのですがどうすればいいでしょうか?

現時点ではバケット削除機能を提供しておりません。今しばらくお待ちください。

Q. バケットの名前を間違えてしまいましたどうすればいいでしょうか?

バケットのリネーム機能は設けておりません。お手数ですが、新たにバケットの作成をお願いいたします。

Q. パーミッション作成時のアクセスキー/シークレットアクセスキーでS3 Browserが利用できない。aws cliではバケットリストが表示できないのですがどうすればいいでしょうか?

現在パーミッションで作成したキーではバケットリストの取得が仕様上ご利用いただけません。利用開始時のサイト作成操作で発行される特権アクセスキー/シークレットをご利用ください。なお今後の機能追加で対応予定しております。

お問い合わせ先

その他、オブジェクトストレージに関するお問い合わせについては下記カスタマーセンターまでご連絡ください。

さくらインターネット カスタマーセンター