Mailserver

[更新:2022年3月16日]

さくらのVPS で提供するスタートアップスクリプト「CentOS Mailserver」に関するページです。
CentOS Mailserver は Posttfix/Dovecot を利用した、ベーシックなメールサーバーの構築ができるスタートアップスクリプトです。
メールアカウントの管理には PostfixAdmin を利用し、GUIから操作することが可能です。
GUIでの操作は、Webブラウザから「https://FQDN/postfixadmin/」にアクセスすることでご利用いただけます。

仕様

提供プラン

全てのプラン

バージョン

全てのバージョン

OS

さくらインターネット公式スクリプト一覧 をご確認ください。

スクリプト構成

本スタートアップスクリプトの利用により、以下の動作が実行されます。

  • 各種アプリケーションのインストール

  • PostfixAdminの設定

  • Let's EncryptによるSSL化

  • Postfix/Dovecotの設定

注意事項

  • DNSレコード(A、MX)設定が必要です。 ネームサーバ利用申請 などをご利用いただき、事前にサーバーで利用するドメインの設定をおこなってください。

  • 本スクリプトは、 さくらのVPS の「スタートアップスクリプト」機能の一部です。スタートアップスクリプト機能の利用条件やその他詳細については スタートアップスクリプト をご確認ください。

利用手順

CentOS Mailserver 利用時の設定

Mailserverの設定画面

使用するドメイン名

メールサーバーとして利用するドメイン名を入力します。

管理者名

PostfixAdmin の管理者名を登録します。初期メールアドレスとして設定され、PostfixAdmin へのログインに使用します。

管理者パスワード

PostfixAdmin へログインする管理者名のパスワード(5文字以上で、英字を3つ以上、数字を2つ以上含む)を入力します。

データベースパスワード

PostfixAdmin で使用するデータベースのパスワードを入力します。

PostfixAdmin の操作

PostfixAdmin へのログイン

PostfixAdminのログイン画面

ログイン(メールアドレス)

管理者名のメールアドレス(上記で入力した 管理者名@使用するドメイン名)を入力します。

パスワード

管理者名に設定したパスワードを入力します。

ログイン後に「メールアドレスの追加」や「転送先の追加」など、操作したい項目を選択して設定してください。

各項目の設定画面

メールソフトの設定

メールアドレス追加方法などの設定はレンタルサーバと同様のため、以下のマニュアルをご参考ください。
※ ご利用の環境に合わせて適宜読み替えをお願いします。

推奨事項

逆引き設定

送信メールサーバーの逆引き結果がドメインと一致しない場合に、正常に受信者までメールが届かないケースがございますため、逆引き設定が推奨されます。
対象のサーバーの グローバルネットワーク画面 -> ネットワーク情報-IPv4 -> ホスト名逆引き登録 -> カスタムホスト名 を選択し使用するドメインを入力してください。

certbot-autoを利用した証明書管理の注意について

本スタートアップスクリプトでは、certbot-autoを利用して証明書の管理を実施していました。
スクリプトをご利用されている方は、 certbot-auto更新 をご確認ください。