Minecraft Server(Java版)

[更新: 2024年4月24日]


スタートアップスクリプト「Minecraft Server(Java版)」は、 さくらのVPS で作成された仮想サーバ上に Minecraft(Java版)のマルチプレイサーバーを構築できるスクリプトです。
Minecraft(マインクラフト)は建設やサバイバル生活を行うサンドボックスゲームです。
複数のプラットフォーム(PC、ゲームコンソール、スマートデバイスなど)で遊びたい場合は、 Minecraft Server(統合版) をご覧ください。

仕様

提供プラン

全てのプラン

バージョン

全てのバージョン

OS

ubuntu 22.04 / ubuntu 20.04 で利用可能

注意事項

  • 「Minecraft Server(Java版)」のご利用に当たり、事前に下記規約への承諾をお願いします。

  • Minecraftなどのバージョンアップにより、「Minecraft Server(Java版)」が予期せず利用できなくなる可能性があります。

  • Minecraft Server(Java版)で構築されるサーバー環境は、お客様ご自身で管理していただく必要があります。

  • サーバー管理及び運用方法は、弊社及びMojang社へお問い合わせいだだいてもお答えいたしかねます。

  • Minecraftに関する情報は、Minecraftの ヘルプページ に記載のリンク先などをご参照ください。

  • 本スクリプトは、 さくらのVPS の「スタートアップスクリプト」機能の一部です。スタートアップスクリプト機能の利用条件やその他詳細については スタートアップスクリプト をご確認ください。

事前準備

サーバーの購入

本スクリプトのご利用には「 さくらのVPS 」が必要です。
お申し込み方法については、 お申し込みのながれ をご確認ください。
※ お試し期間中は帯域制限があるため、操作に遅延等が発生する場合があります。

さくらのVPS おすすめプラン

1-4人

5-9人

10人以上

1~4人用おすすめプラン 5~9人用おすすめプラン 10人以上用おすすめプラン

石狩 1,738円/月 >

石狩 3,520円/月 >

石狩 7,040円/月 >

大阪 1,848円/月 >

大阪 3,740円/月 >

大阪 7,480円/月 >

東京 1,958円/月 >

東京 3,960円/月 >

東京 7,920円/月 >

Minecraft Server(Java版)のインストール

[サーバー新規追加の場合]
「ubuntu」を選択し、「22.04 amd64」または「20.04 amd64」を選択します。
サーバー新規追加の画像
[OS再インストールの場合]
「標準OS」を選択し、「ubuntu」の「22.04 amd64」または「20.04 amd64」を選択します。
OS再インストールの画像

「スタートアップスクリプトを選ぶ」を選択します。

スタートアップスクリプトの選択場所

「Minecraft Server(Java版)」を選択します。

Minecraft Server(Java版)を選択
「サーバー名」は任意の入力です。
「バージョン」でインストールするMinecraftのバージョンを選択します。

Note

最新のバージョンについては Minecraft公式サイト をご参考ください。

「※必ずお読みください。」をご確認ください。
「Minecraft使用許諾契約書」およびに「バージョン選択について理解した」に同意いただけましたら、チェックボックスにチェックを入れます。
Minecraft使用許諾契約書の確認
[サーバー新規追加の場合]
「お支払い方法選択へ」をクリックし、支払い方法をご確認いただき、必要事項を選択または入力して「お支払いを確定する」をクリックします。

[OS再インストールの場合]
「内容確認」をクリックします。
表示された確認画面の内容に問題が無ければ、再度「OS再インストール」をクリックします。

サーバー新規追加の準備、またはOS再インストールが開始します。

[サーバー新規追加の場合]
コントロールパネルに新規追加したサーバーが表示されたら、「電源操作」から「起動」を選択してください。
サーバーの起動とともに Minecraft Server(Java版)のインストールを開始します。
完了までしばらくお待ちください。

[OS再インストールの場合]
サーバーの状態が「処理中」から「稼働中」になると、Minecraft Server(Java版)のインストールを開始します。
完了までしばらくお待ちください。

Minecraftのクライアント側で使用するため、「ネットワーク」から「ネットワーク情報-IPv4」のアドレスをお控えください。
IPv4アドレスの確認

Minecraft Server(Java版)にログインする

Minecraft Server(Java版)をインストールしたサーバに、クライアント側から接続します。
※「Language」を日本語にする場合は「Options」から変更が可能です。

クライアント側でMinecraftを起動した後、「マルチプレイ」を選択します。
Mincraftの起動画面

「サーバーを追加」をクリックします。

サーバーの追加画面
「サーバーアドレス」に さくらのVPS に割り当てられているIPアドレスを入力して「完了」をクリックします。
※「サーバー名」は任意の入力です
サーバーの情報を入力

追加したサーバーを選択し、「サーバーに接続」をクリックすることでゲームが開始します。

ゲームの開始

メンテナンスについて

本スクリプトの構成

本スクリプトを実行すると、以下のファイルを生成します。※ 一部省略

/opt
└─-- minecraft
    |-- banned-ips.json
    |-- banned-players.json
    |-- crash-reports/
    |-- eula.txt
    |-- logs/
    |-- ops.json
    |-- server.jar
    |-- server.properties
    |-- start_server.sh
    |-- update_server.sh
    |-- usercache.json
    |-- whitelist.json
    └─- world/

/etc/systemd/system
└─- minecraft.service

logs/

ゲームサーバーの実行ログです。

server.jar

ゲームサーバーの実行ファイルです。

server.properties

Minecraftサーバーの設定ファイルです。

start_server.sh

ゲームサーバーを起動するためのスクリプトです。systemdにより実行されるため、通常操作不要です。

update_server.sh

ゲームサーバーを自動更新するスクリプトです。systemdにより実行されるため、通常操作不要です。

world/

初期ワールドのデータです。

/etc/systemd/system/minecraft.service

Minecraftサーバーをデーモン実行するための設定ファイルです。

Minecraftサーバーのバージョンアップデート

さくらのVPS では、サーバOS起動時に「server_updater.sh」を実行してゲームサーバーの自動更新を行なっています。
そのため さくらのVPS のコントロールパネルやSSH経由でサーバーOSを再起動することで、自動的にアップデートが行われます。

重要

バージョン 1.20.5 以降への自動更新について

バージョン1.20.5以降へ自動更新される際、Javaバージョンが21未満の場合はゲームサーバーが正常に起動しません。
下記コマンドを実行して Java21 をインストール後サーバーを再起動してください。
$ sudo apt -y update
$ sudo apt -y install openjdk-21-jre-headless
$ sudo reboot

セーブデータのダウンロード

MacOS での操作方法

以下のコマンドで、セーブデータディレクトリにデータをダウンロードします。

$ scp -r ubuntu@[VPSのIPアドレス]:/opt/minecraft/[ワールド名] ~/Library/Application\ Support/minecraft/saves/

注意

同名のワールドが既に存在すると上書きされてしまいます。

Windows での操作方法

WSL(Windows Subsystem for Linux)をセットアップした環境をお持ちであれば、scp での転送が可能です。

$ scp -r ubuntu@[VPSのIPアドレス]:/opt/minecraft/[ワールド名] /mnt/c/Users/[ユーザー名]/AppData/Roaming/.minecraft/saves/

セーブデータのアップロード

MacOS での操作方法

MacOSの場合、セーブデータは以下のディレクトリに保存されています。

~/Library/Application\ Support/minecraft/saves/

scp などのコマンドで、サーバーにデータのアップロードが可能です。

$ scp -r ~/Library/Application\ Support/minecraft/saves/[ワールド名] ubuntu@[VPSのIPアドレス]:/opt/minecraft/

Windows での操作方法

Windowsの場合、セーブデータは以下のディレクトリに保存されています。

C:\Users[ユーザー名]\AppData\Roaming.minecraft\saves

WSL(Windows Subsystem for Linux)をセットアップした環境をお持ちであれば、scp での転送が可能です。

$ scp -r /mnt/c/Users/[ユーザー名]/AppData/Roaming/.minecraft/saves/[ワールド名] ubuntu@[VPSのIPアドレス]:/opt/minecraft/

ワールドの読み込み設定

セーブデータをアップロードしたら、読み込むワールド名を修正する必要があります。

「/opt/minecraft/server.properties」というファイルで起動するワールド名を指定しています。 この設定ファイルを vi などのエディタで編集し、読み込むワールドを変更してください。
初期状態では、ワールド名は「world」(level-name=world)となっています。

設定変更後は、サーバーOSを再起動することで新しい設定でゲームサーバーが自動起動します。

その他の設定変更

Minecraftサーバの管理者設定やログイン認証を設定するには、設定ファイルを書き換える必要があります。
ゲームサーバー起動時に読み込んでいる設定ファイルは「/opt/minecraft/server.properties」です。 この設定ファイルを vi などのエディタで書き換えてください。
設定変更後はサーバーOSを再起動することで新しい設定でゲームサーバーが自動起動します。