Minecraft Server(統合版)¶
[更新: 2020年9月10日]
【 さくらのVPSで Minecraft を始めよう!おすすめプランはこちら 】
さくらのVPSで提供する「Minecraft(統合版)」に関するページです。
スタートアップスクリプト「Minecraft Server(統合版)」は、さくらのVPSで作成された仮想サーバ上に Minecraft(統合版)のマルチプレイサーバを構築できるスクリプトです。
Java版については Minecraft Server(Java版) をご覧ください。
さくらのVPSなら「14日間無料お試し期間」を利用して、Minecraft(統合版)を低価格なマルチプレイサーバでスタートしてから、プレイ人数に合わせて上位サーバへ変更することも可能です。
注意事項¶
- 「Minecraft Server(統合版)」のご利用に当たり、事前に下記規約への承諾をお願いします。
Mojang利用規約
マインクラフト エンドユーザーライセンス規約
プライバシーポリシー
- Minecraftなどのバージョンアップにより、「Minecraft Server(統合版)」が予期せず利用できなくなる可能性があります。
- Minecraft Server(統合版)で構築されるサーバー環境は、お客様ご自身で管理していただく必要があります。
- サーバー管理及び運用方法は、弊社及びMojang社へお問い合わせいだだいてもお答えいたしかねます。
- Minecraftに関する情報は、Minecraftの ヘルプページ に記載のリンク先などをご参照ください。
- 本スクリプトは、さくらのVPSの「スタートアップスクリプト」機能の一部です。スタートアップスクリプト機能の利用条件やその他詳細については スタートアップスクリプト をご確認ください。
事前準備¶
Minecraft 統合版 クライアントの購入¶
ご利用になるプラットフォーム(PC、ゲームコンソール、スマートデバイスなど)により購入方法が異なります。
お手元のプラットフォームを確認して、販売サイトなどから適切なクライアントをご購入ください。
サーバーの購入¶
本スクリプトのご利用には、お申込み済みの「さくらのVPS」が必要です。
お申し込み方法については、 お申し込みのながれ をご確認ください。
※ お試し期間中は帯域制限があるため、操作に遅延等が発生する場合があります。
さくらのVPS おすすめプラン
1-4人 | 5-10人 | 10人以上 |
---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
石狩 800円/月 > | 石狩 3,200円/月 > | 石狩 6,400円/月 > |
大阪 850円/月 > | 大阪 3,400円/月 > | 大阪 6,800円/月 > |
東京 900円/月 > | 東京 3,600円/月 > | 東京 7,200円/月 > |
サーバーの購入方法 |
---|
サーバーをお申し込みいただく際の流れをご案内いたします。 |
利用手順¶
Minecraft Server(統合版)のインストール |
---|
スタートアップスクリプトの実行から、Minecraft(統合版)へログインするまでの流れをご案内します。 |
Minecraft Server(統合版)のインストール¶
左メニューの「サーバ」を選択し、スタートアップスクリプトを実行するサーバをクリックします。

「各種設定」から 「OSインストール」をクリックします。

「標準OS」で、「Ubuntu 18.04 amd64」「Ubuntu 20.04 amd64」のいずれかを選択し、管理ユーザのパスワードを入力します。

「スタートアップスクリプト」で「Minecraft Server(統合版)」を選択します。
「※必ずお読みください。」をご確認いただき、「Minecraft使用許諾契約書」に同意いただけましたら、チェックボックスにチェックを入れてページ下部の「設定内容を確認する」をクリックします。

確認画面が表示されます。内容に問題がなければ「インストールを実行する」をクリックします。

インストールが開始されます。完了するまでしばらくお待ちください。

サーバの電源状態が「停止中」から「稼働中」になればインストール完了です。

Minecraftのクライアント側で使用するため、「ネットワーク情報」からIPv4の「アドレス」をお控えください。(右側にあるアイコンをクリックするとIPアドレスをコピーできます)

Minecraft Server(統合版)にログインする¶
ご利用のプラットフォーム(PC、ゲームコンソール、スマートデバイスなど)で、マルチプレイサーバにログインします。
※ 以下は「Mincraft for Windows 10」の画面です。
「遊ぶ」をクリックします。

「サーバー」から「サーバーを追加」をクリックします。

「サーバー名」と「サーバーアドレス」を入力して「保存」をクリックします。

サーバー名 | 任意の名前を入力します |
---|---|
サーバーアドレス | マルチサーバーのIPアドレスを入力します |
追加したサーバーをクリックすることで、ゲームが開始します。

Minecraftサーバーコマンドの実行¶
Minecraft のサーバーコマンドの一例についてご案内します。
サーバーコマンドは「screenセッション」に入った状態で実行する必要があります。
screenセッション¶
本スクリプトでは「screen」を利用して、Minecraftサーバーをバックグラウンド実行しています。
サーバーコマンドを実行したい場合はscreenセッションに入ります。
screenセッションの一覧を表示します。
ubuntu@***-***-*****:~$ screen -ls
There is a screen on:
12345.minecraft (12/11/2019 10:22:26 AM) (Detached)
1 Socket in /run/screen/S-ubuntu.
指定したscreenセッションに入ります。
ubuntu@***-***-*****:~$ screen -r 12345.minecraft
screenセッションに入るとログなどが表示されます。
この状態でサーバーコマンドを入力することにより実行が可能です。
NO LOG FILE! - setting up server logging...
[2019-12-11 10:22:26 INFO] Starting Server
[2019-12-11 10:22:26 INFO] Version 1.14.0.9
[2019-12-11 10:22:26 INFO] Session ID cf2ea57a-8c11-435e-a2e7-5f29035c530d
[2019-12-11 10:22:26 INFO] Level Name: Bedrock level
[2019-12-11 10:22:26 INFO] Game mode: 0 Survival
[2019-12-11 10:22:26 INFO] Difficulty: 1 EASY
[2019-12-11 10:22:29 INFO] IPv4 supported, port: 19132
[2019-12-11 10:22:29 INFO] IPv6 not supported
[2019-12-11 10:22:29 INFO] IPv4 supported, port: 57594
[2019-12-11 10:22:29 INFO] IPv6 not supported
[2019-12-11 10:22:31 INFO] Server started.
screenセッションを抜けるには、キーボードの「Ctrl+A」キーを押した後に「D」 キーを押します。
オペレータ権限の設定¶
プレイヤーにMinecraft内での管理者権限(OP権限)を付与することができます。
例:「UserName」という名前のプレイヤーにOP権限を付与する
op UserName
OP権限が付与されると、メッセージに「Opped: UserName」が表示されます。
ホワイトリストの有効化¶
ホワイトリストを利用することで、許可されたユーザーのみMinecraftサーバーへログインすることが可能になります。
※ ホワイトリストの有効化は、screenセッションから抜けて操作してください
ホワイトリスト機能を有効化するためには、サーバー設定ファイル「/opt/minecraft/server.properties」の一部を変更します。
white-list=false
↓
white-list=true
変更後にMinecraftサーバーを再起動します。
$ sudo systemctl restart minecraft.service
ホワイトリストの追加¶
ホワイトリストにユーザーを追加します。
例:「UserName」という名前のプレイヤーをホワイトリストに追加する
whitelist add UserName
ホワイトリストに追加されると、メッセージに「Player added to whitelist」が表示されます。
ホワイトリストの削除¶
ホワイトリストからユーザーを削除します。
例:「UserName」という名前のプレイヤーをホワイトリストから削除する
whitelist remove UserName
ホワイトリストから削除されると、メッセージに「Player removed from whitelist」が表示されます。
Minecraftサーバーの起動・停止・再起動¶
Minecraftサーバーの状態を確認するには次のコマンドを実行します。
$ sudo systemctl status minecraft.service
起動
$ sudo systemctl start minecraft.service
再起動
$ sudo systemctl restart minecraft.service
停止
$ sudo systemctl stop minecraft.service
OS起動時やMinecraftサーバーの不正終了時に自動で起動させるには、次のコマンドで有効に設定します。
ヒント
本スクリプトのインストール後はデフォルトで「有効」になっています
$ sudo systemctl enable minecraft.service
自動起動を無効にするには次のコマンドを実行します。
$ sudo systemctl disable minecraft.service
Minecraftサーバーバージョンのアップデート¶
初期状態では systemd の minecraft-auto-update ユニットにより、毎朝自動で最新バージョンへのアップデートが行われるように設定されています。
自動アップデートの状態を確認するには次のコマンドを実行します。
$ sudo systemctl status minecraft-auto-update.timer
任意のタイミングで直ちにアップデートを行いたい場合は次のコマンドを実行します。
$ sudo systemctl start minecraft-auto-update.service
自動アップデートを有効にするには次のコマンドを実行します。
$ sudo systemctl enable minecraft-auto-update.timer
自動アップデートを一時的に停止する場合は次のコマンドを実行します。
$ sudo systemctl stop minecraft-auto-update.timer
自動アップデートを無効にするには、stopの後に次のコマンドを実行します。
$ sudo systemctl disable minecraft-auto-update.timer