FortiGateVM サービス概要

[更新: 2026年01月29日]

1. サービス概要

本ページでは、「Fortinet社」が製造・開発・運用するサービスの概要についてご案内します。

注釈

当社マーケットプレイスで提供している仕様やプランの詳細は、別ページにてご案内しております。


1.1 本ページ 前提条件

FortiGateVMに関する当社マニュアルは、次の前提に基づいて掲載しています。

  • サービス名称は、Fortinet社の定義する記載に準拠します。

  • 掲載内容は、Fortinet社が公開した情報および、本マニュアルの更新日時点の内容に基づいています。

  • 一部、旧バージョンや旧リビジョンの情報を含む場合があります。最新情報につきましてはFortinet社の公式ドキュメントをご参照ください。

  • 標準規格や定義については、必要に応じて簡略化して記載しています。


1.2 FortiGateVM 特徴

FortiGateVMは、仮想基盤をご利用するユーザー向けに、IPSやアンチウイルス機能などでセキュリティを強化できるサービスです。

主要な価値(Why / How / Effect)

価値

説明

  1. 多機能オールインワン

Why:攻撃手法の高度化、多様化
How:Firewall、IPS、VPNなど多数のセキュリティ機能を統合
Effect:さまざまな攻撃への総合的対応が可能

  1. コスト最適化

Why:ユーザーごとに利用規模・用途が異なる
How:サービスプランごとに利用可能なvCPU数をご用意
Effect:最適なサービスプランを選択し、コスト最適化を実現

  1. 他のサービスとの連携

Why:複数のFortiGateの管理が煩雑
How:FortiGate CloudやFortiAnalyzerとの連携が可能
Effect:複数のFortiGateVMの一元管理やログ収集が容易

代表的なユースケース

シナリオ

対象/前提

出力・得られる効果

セキュリティゲートウェイ

クラウドシステム上のセキュリティを強化したい

多機能なセキュリティを1台で実現

VPNゲートウェイ

事業所とクラウド間をIPsec-VPNやSSL-VPNで接続したい場合

セキュアな接続環境を実現

運用の効率化と可視化

FortiGateVMとFortiGate CloudやFortiAnalyzerと連携

FortiGateVMのログを収集・分析・保存が可能


2. サービス構成

FortiGateVMは、以下に示す分類をもとに論理的に構成されています。はじめに、全体像と設計方針について説明します。


2.1 FortiGateVM 全体構成

FortiGateVMを構成する主なコンポーネントとその役割について、概要をご説明いたします。 詳細は「2.3 FortiGateVM 提供機能」を参照してください。

サービス構成一覧

コンポーネント

役割

主な機能

FortiGateVMライセンス

各種機能を有効化するライセンス

ルーター / IPS / WAF など

FortiGateVMアーカイブ

FortiGateVMの基盤となるFortiOSのイメージファイル

各種ライセンスをインポートすることで、ライセンスに応じた機能を利用できます。


2.2 FortiGateVM 名称・表記概要

本節では、FortiGateVM の名称および表記ルールについて説明します。

これにより、利用者や開発者が一貫性を持ってサービス名称を取り扱うことができます。


2.2.1 FortiGateVMライセンス の表記

FortiGateVMライセンスには、使用する仮想コア数に応じて異なるプランがあります。

本項では、各プランの表記と利用可能な最大仮想コア数を示します。

ライセンス表

プラン名

最大仮想コア数

VM01v

1Core

VM02v

2Core

VM04v

4Core

VM08v

8Core

VM16v

16Core

VM32v

32Core

VMUL

無制限

注釈

上記ライセンス情報は、メーカーが提供しているものです。 当社マーケットプレイスが提供するサービスプランは、別ページをご確認ください。


2.2.2 FortiGateVMアーカイブ の表記

FortiGateVMアーカイブは、バージョンごとに開発・管理されています。

本項では、各バージョンにおける表記方法と注意点を示します。

参考例
FortiGateVM v7.6.2

注釈

最新OSには、未知の不具合等が含まれている可能性があります。あらかじめご了承のうえご利用ください。


2.3 FortiGateVM 提供機能

FortiGateVM 全体構成内容に基づき、各機能の概要を記載します。


2.3.1 FortiGateVMアーカイブ 機能

FortiGateVMアーカイブは、以下の機能が利用可能です。

提供機能(一部)

機能名

説明

ファイアウォール

パケットフィルタリングやステートフルインスペクションにより、不正アクセスを遮断

VPN

IPsec-VPNやSSL-VPNをサポートし、安全なリモートアクセスや拠点間接続を実現

侵入防御システム(IPS)

既知・未知の脅威をリアルタイムで検知・防御

アンチウイルス・アンチマルウェア

通信やファイルをスキャンし、ウイルスやマルウェアの侵入を防止

Webフィルタリング

URLカテゴリに基づくアクセス制御により、有害サイトや業務外サイトの閲覧を制限

アプリケーション制御

通信内容を解析し、特定アプリケーションの利用制御・可視化を実現

注釈

機能の有効化には機能に応じたライセンスが必要です。

注釈

各機能の設定上限値は、FortiOS Maximum Values Tableを参照ください。


2.4 FortiGateVM ライセンス

FortiGateVMのライセンスについて説明します。


2.4.1 FortiGateVMライセンス ライセンス種別

FortiGateVMライセンスは、ベースライセンスと、ベースライセンスに追加するFortiGuardライセンスがあります。

ライセンス種別

項目

説明

ベースライセンス

FortiGateVMを利用する際に必須となるライセンス

FortiGuardライセンス

ご利用用途に応じて、ベースライセンスに追加するライセンス

FortiGuardライセンスは、以下のサブスクリプションバンドル単位のご利用が可能です。

FortiGuardサブスクリプションバンドル概要

バンドル名

説明

Advanced Threat Protection(ATP)

IPSとAV(AntiVirus)/Malwareを利用するライセンス

Unified Threat Protection(UTP)

ATPとE-mail,Webセキュリティを利用するライセンス

Enterprise Protection(ENT)

ATPとUTPに加え、IoT、製造業向けセキュリティ向けライセンス

360 Protection

ATP、UTP、ENTと、SD-WANなどの全てのセキュリティ機能を利用するライセンス

注釈

上記ライセンス情報は、メーカーが提供しているものです。 当社マーケットプレイスが提供するサービスプランにバンドルされるライセンスは、別ページをご確認ください。


3.1 FortiGateVM 必須環境情報

FortiGateVMをご利用する際に必要となるシステム環境や周辺環境は、ご利用条件によって異なります。以下の情報を参考にしてください。


3.1.1 FortiGateVMアーカイブ システム要件・利用環境

FortiGateVMアーカイブは、以下のシステム環境や周辺環境でご利用いただけます。

最低必須環境

項目

説明

対応プロセッサ

Intel
AMD

CPUコア

1コア以上

メモリ

4GB以上

ディスク容量

20GB

ネットワーク環境(一部)

項目

説明

Web管理用

TCP/443

AV/IPS update

TCP/8890

FortiGuard Queries

UDP/8888

詳細は以下のサイトをご参照ください。

FORTINET DOCUMENT LIBRARY FortiOS Ports

https://docs.fortinet.com/document/fortigate/7.6.0/fortios-ports/637075/incoming-ports


4. サービス EULA・利用規約

FortiGateVMをご利用にあたっては、以下のEULA、製品使用許諾契約、利用規約をご確認のうえ、同意が必要です。

Fortinet EULA・利用規約

https://www.fortinet.com/jp/corporate/about-us/legal


5. サービス 提供元マニュアル

FortiGateVMに関する製品マニュアルは、Fortinet社から公開されています。

FORTINET DOCUMENTS LIBRARY

https://docs.fortinet.com/


6. サービス リリースノート

FortiGateVM の更新情報は、Fortinet社から公開されています。

各バージョンごとの更新内容や変更点は、FORTINET DOCUMENTS LIBRARY内の Release Information をご確認ください。


7. サービスライフサイクル

FortiGateVMは、各バージョンごとのライフサイクルに応じ、各種サポートが終了します。運用やご利用方針に応じて、適切なバージョンをご利用ください。


7.1 FortiGateVM サポートのライフサイクルの定義

FortiGateVMのライフサイクルにおけるサポートの定義は以下となります。

ライフサイクルにおけるサポートの定義

項目

説明

EoES(エンジニアリングサポート終了)

終了日以降は、致命的または重大な不具合に対するファームウェアのバージョンアップのみが実施されます。

EoS(サポート終了)

すべてのサポートおよび、セキュリティ機能によって提供されるシグネチャの配信が終了します。


7.2 FortiGateVMアーカイブ ライフサイクル

FortiGateVMアーカイブの各バージョンごとのEoEs、EoSの終了日は、以下の通りです。

各バージョンごとのサポート終了日

OS Version

EoES終了日

EoS終了日

FortiOS Version 7.6

2027/07/25

2029/01/25

FortiOS Version 7.4

2026/05/11

2027/11/11

FortiOS Version 7.2

2025/03/31

2026/09/30