KUSANAGI 関連製品 初期設定

[更新: 2024年5月16日]

1. KUSANAGI利用の初期設定

利用開始後、サービスをご利用する前に仮想サーバーの固有IDをKUSANAGIに設定します。

注釈

KUSANAGIの初期設定後、WordPressの初期設定が開始されます。

重要

OSなどのホスト、IPアドレスに関する初期設定は、省略いたします。事前に設定後にKUSANAGIの初期設定を実施ください。


2. KUSANAGI利用の初期設定手順

下記は、KUSANAGIをssh、ブラウザにより設定する手順です。

重要

初回アクセスは、httpによるアクセスが必要です。


2.1 サーバーの起動

サーバーの起動によりKUSANAGIは自動的に起動します(systemctlに設定済)。

NICに割当されたIPアドレスによりSSH接続、またはさくらのクラウド コンソール画面によりサーバーへアクセスします。

login画面

login画面

注釈

初期ネットワーク設定は、共有セグメントによりDHCPの自動ネットワーク接続です。

重要

rootログインの初期パスワードは コントロールパネルのサーバー追加画面 >>> アーカイブ選択時に表示 される初期パスワードをご利用ください。


2.2 初回アクセス

サーバー起動後、ブラウザから http://IPアドレス にアクセスします。

注釈

初回アクセスにより固有IDの発番されます。


2.3 固有IDの確認

SSHによりサーバーへログイン後、下記のコマンドにより表示されるIDを確認します。

表示されたIDを一時的に記録・保存をします。

固有IDの確認コマンド

# kusanagi identifier
********-****-****-****-************
identifier completed.

注釈

項目1.2 ブラウザへのアクセスを再実行することによりIDの値が変動する可能性があります。


2.4 固有IDの登録

ブラウザを経由、初回アクセスすると固有IDの登録画面が表示されます。

一時記録・保存した固有IDをプラウザの登録画面に入力、設定します。

固有ID登録画面

固有ID設定の表示画面

2.5 利用開始

固有IDを入力、反映後はwordpressの設定が開始されます。

設定内容は通常のwordpressの初期設定画面と変更はございません。

設定完了後は、WordPressの管理画面が利用可能、CMSをご利用いただけます。

注釈

KUSANAGI 関連製品は、WordPressを標準として機能します。


3. 動作確認

KUSANAGIの実行環境を確認する際は、下記のコマンドをご利用ください。

動作環境確認コマンド

# kusanagi status

動作するバージョン確認コマンド

# kusanagi --version