DBアプライアンスのデータ分析

[更新:2025年11月28日]

data_analysis_on_db

DBアプライアンスに蓄積された情報を、分析ツールに取り込み可視化します。これにより、クラウドDBの拡張性を活かしつつ迅速な分析が可能となり、意思決定や業務改善の精度を高めます。

各機能のサービス対応

機能

対応サービス

データ分析

Power BI Desktop

システム構成要素

  • さくらのクラウド

    • DBアプライアンス(PostgreSQL)

    • スイッチ

    • VPNルーター

  • Addon

    • Power BI Desktop

構築手順

さくらのクラウドの準備

さくらのクラウド上で、DBアプライアンスなどを作成するTerraformファイルを提供しています。

設定ファイルは、サンプルファイルを確認してください。

VPNルータの接続

VPNルータを使用して、Power BI Desktopを実行するローカルPCからDBアプライアンスへの接続を確立します。さくらのクラウドのVPNルータに対して、リモートアクセスVPN(L2TP/IPsec)で接続してください。

L2TP/IPsec機能の仕様については下記を参照してください。

Power BI Desktop で PostgreSQL のデータをクエリ実行して可視化する

前提条件

  • Power BI Desktop をインストールしていること

  • さくらのクラウド上のDBアプライアンス(PostgreSQL)が起動していること

  • VPNに接続していること

DBアプライアンス(PostgreSQL) への接続設定

VPNは接続したままで、Power BI Desktopを起動し、[他のソースからデータを取得する]を選択します。

Power BIのデータ取得画面

データを取得 の一覧から[PostgreSQL データベース]を選択し、接続します。

PostgreSQLデータソースの選択画面

さくらのクラウドで作成したDBアプライアンスの接続情報を入力します。

  • サーバー: DBアプライアンス(PostgreSQL)のIPアドレス

  • データベース: 接続先のデータベース名

PostgreSQL接続情報の入力画面

テーブルデータの読み込み

接続されたDBのテーブルの読み込みを行います。

テーブル読み込み画面

読み込み完了した後、左側にある[テーブルビュー]のアイコンをクリックすることで、読み込んだテーブルのビューをPower BI Desktop で確認できます。

テーブルデータのビュー画面