Acronis Cyber Protect Cloud サービス概要

[更新: 2025年7月24日]

1. サービス 概要

本ページは、「アクロニス・ジャパン株式会社」が製造・開発・運用するAcronis Cyber Protect Cloudの概要を記載するページです。

注釈

当社マーケットプレイスの再販提供仕様、プラン仕様は、別ページに記載しています。


1.1 本ページ 前提条件

Acronis Cyber Protect Cloudの当社マニュアルは、下記の条件に基づいて掲載いたします。

  • サービスの固有名や名称については、アクロニス・ジャパン株式会社が定義、記載している呼称を優先して記載をいたします。

  • 掲載内容は、「アクロニス・ジャパン株式会社」が公開、および更新日の内容に基づきます。

  • ドキュメントに掲載内容は、旧バージョンや旧リビジョンが含まれている場合があります。

  • 最新の詳細情報は、アクロニス・ジャパン株式会社が公開するサービスのドキュメントをご利用ください。

  • 代表的な標準規格や標準化団体が定める定義などについては、省略して記載します。


1.2 Acronis Cyber Protect Cloud 特徴

Acronis Cyber Protect Cloudは、サーバーなどのデータ保護に必要なバックアップ/復元環境とストレージを提供し、データを保護するサービスです。

説明概要

  • サーバーなどのバックアップ/復元環境とストレージ(Acronis クラウドストレージ、Acronis Cyber Protect Console)を提供します。

  • バックアップは、圧縮技術、重複を適用します。実際のストレージ容量よりも小さな容量により保管できます。

  • バックアップ計画は、お客様ご自身で設計できます。スケジュールや世代数によって、お客様の要件に柔軟に対応します。

注釈

お客様が持ち込まれるローカルストレージは、ワークロードのプランによってご利用いただけます。


2. サービス 構成

Acronis Cyber Protect Cloudは、次項で分類される内容に基づいてサービスが定義・構成されます。


2.1 Acronis Cyber Protect Cloud 構成内容

Acronis Cyber Protect Cloudは、下記の内容に基づき構成されます。

サービス構成一覧

項目名

説明

Acronis Hosted

Acronis クラウドストレージの利用を前提として提供されるデータ保護サービスです。

ワークロード

お客様のローカルストレージの利用を前提として提供されるデータ保護サービスです。

Advanced Edition

Acronisのデータ保護サービスに機能拡張を加えるサービスです。ライセンスと機能ごとに提供されます。

注釈

Advanced Editionについては、当社が提供するAdvanced Packを前提として一部のみ記載しています。


2.2 Acronis Cyber Protect Cloud 各サービス説明

Acronis Cyber Protect Cloudのサービスに関する説明概要です。


2.2.1 Acronis Hosted 説明

Acronis Hostedは、下記の条件に応じて、サービスプランが細分化されます。

Acronis Hosted一覧

条件項目

説明

Acronis Hosted(サーバー)(Backup)

サーバー向けに、保護対象を無制限でAcronisのバックアップ機能をご利用いただけるライセンスです。

注釈

Acronis Hostedは、Google WorkspaceやAzureなど、保護対象によってライセンスが異なります。当社では未提供のため、記載を省略いたします。

注釈

Backupは、旧称「Standard Edition」です。ライセンスの定義を区別するため、Backupと記載いたします。


2.2.2 ワークロード 説明

ワークロードは、下記の条件に応じて、サービスプランが細分化されます。

ワークロード一覧

条件項目

説明

VM(ワークロード)(Backup)

主にローカルストレージなど、ユーザーがストレージを指定して利用するためのライセンスです。

Server(ワークロード)(Backup)

主にローカルストレージなど、ユーザーがストレージを指定して利用するためのライセンスです。

注釈

ワークロードは、NASやWorkstationなど、保護対象によってライセンスが異なります。当社では未提供のため、記載を省略いたします。

注釈

Backupは、旧称「Standard Edition」です。ライセンスの定義を区別するため、Backupと記載いたします。


2.2.3 Advanced Edition 説明

Advanced Editionは、下記の条件に応じて、サービスプランが細分化されます。

Advanced Edition一覧

条件項目

説明

Advanced Security

ウイルス対策、マルウェア対策、ランサムウェア対策、URLフィルタリング、リアルタイムの脅威検出により、包括的なサイバーセキュリティを実現します。

Advanced Management - Endpoints

パッチ管理と統合された脆弱性診断、リモートデスクトップとリモートアシスタンス、機械学習に基づく監視、ソフトウェア配置、サイバースクリプト処理、ソフトウェアインベントリ、ディスク状態監視、位置情報追跡が可能になります。

Advanced Backup

Backupに高度なバックアップ機能を追加・拡張するためのライセンスです。

注釈

当社ではAdvanced Security +EDR,+XDRは、未提供のため記載を省略いたします。

注釈

Advanced Management - Endpointsは、EndPoint(サーバーやワークステーションなどのデバイス)でご利用いただけます。


2.2.4 その他

現在のライセンス形態では、Standardの定義が廃止され、Acronis Cyber Protect Cloudの名称に統合され、標準提供を指します。

そのため、本ドキュメントではAdvanced Editionを説明し、Acronis Hostedとワークロードを区別するために Backupと表記します。


2.3 Acronis Cyber Protect Cloud 提供機能説明

Acronis Cyber Protect Cloudの説明項目に記載された内容について、機能に関する概要を記載します。


2.3.1 Acronis Hosted 機能

Acronis Hostedでは、以下の機能が利用可能です。

提供機能一覧

機能名

説明

イメージベースのバックアップ

マシン全体やディスク(ボリューム単位)を対象としたバックアップ機能が利用できます。

ファイルレベルのバックアップ

デバイス(サーバー)のファイル/フォルダ単位のバックアップ機能が利用できます。

増分/差分バックアップ

フルバックアップ以外に増分/差分バックアップの実行が可能です。

バックアップの検証(チェックサム)

バックアップからリカバリできるすべてのデータブロックに対してチェックサムを計算し、バックアップ処理中に書き込まれたデータブロックの元のチェックサムと比較します。

保持ルール

保持ルールにより古いバックアップを自動的に削除する機能です。

ベアメタルリカバリ(BMR)

エージェントが利用できない状態や、インストールされていない環境を想定した、ISOイメージを利用した復元機能です。

不変ストレージ(イミュータブルストレージ)

ランサムウェアや不正アクセスなどによってデータが削除されても、一定期間は削除されず、不変ストレージとして保持される機能です。

バックアップの圧縮、重複排除

バックアップで保存するデータに対して、圧縮と重複排除を行う機能です。

注釈

既に圧縮済みのデータ(.jpg、.pdf、.mp3など)は、圧縮の効果が低く、バックアップデータのサイズは小さくなりません。

重要

暗号化されたファイルや非標準サイズのディスクブロックなど、一部のデータは重複排除の対象外となります。


2.3.2 ワークロード 機能

ワークロードでは、以下の機能が利用可能です。

機能名

説明

イメージベースのバックアップ

マシン全体、ディスク(ボリューム単位)によるバックアップ機能が利用できます。

ファイルレベルのバックアップ

デバイス(サーバー)のファイル/フォルダ単位のバックアップ機能が利用できます。

増分/差分バックアップ

フルバックアップ以外に増分/差分バックアップの実行が可能です。

バックアップの検証(チェックサム)

バックアップからリカバリできるすべてのデータブロックに対してチェックサムを計算し、バックアップ処理中に書き込まれたデータブロックの元のチェックサムと比較します。

保持ルール

保持ルールにより古いバックアップを自動的に削除する機能です。

ベアメタルリカバリ(BMR)

エージェントが利用できない状態、またはインストールのない環境を想定した、ISOイメージを利用した復元機能です。

バックアップの圧縮、重複排除

バックアップの圧縮・重複排除 バックアップで保存するデータに対して、圧縮と重複排除を行う機能です。重複排除はエージェントによって実行されるため、ネットワーク負荷の軽減につながります。

ローカルストレージ

お客様が指定するネットワークフォルダやNFSなどのストレージにバックアップデータを保管できます。

注釈

既に圧縮済みのデータ(.jpg、.pdf、.mp3など)は、圧縮の効果が低く、バックアップデータのサイズは小さくなりません。

重要

暗号化されたファイルや非標準サイズのディスクブロックなど、一部のデータは重複排除の対象外となります。


2.3.3 Advanced Edition 機能

Advanced Editionでは、以下の機能が利用可能です。

Advanced Security提供機能一覧

Backup

機能名

説明

多層マルウェア対策

フルスタックのリアルタイム保護やエクスプロイト防止など、マルウェア対策のためのセキュリティ機能です。

脆弱性診断

OSやアプリに残る未適用の脆弱性をスキャンして一覧表示する機能です。Advanced Managementのパッチ管理機能と併用することで、早期対応を支援します。

バックアップ連携

バックアップ連携 Acronis Cloud内でのマルウェアスキャンや、復元データのリアルタイム再チェックを行う機能です。復元実行中はマルウェアスキャンを実行し、アンチウイルス定義を更新して脅威の再発を防止します。

URLフィルタリング

悪質なURLやWebベースの攻撃、COVID-19詐欺などをブロックする機能です。

バックアップ内フォレンジックデータ

バイナリやメモリダンプなどの証跡を自動的に取得し、安全なリポジトリに保管する機能です。

注釈

XDRやEDRの機能、Microsoft 365に関する機能は含まれていません。詳細は下部のユーザーガイドをご参照ください。

Advanced Management(RMM)提供機能一覧

機能名

説明

自動パッチ管理

300 以上のWindowsアプリケーションに対応した自動パッチ管理機能です。

ドライブのヘルス監視

ディスクドライブのリソースなどについて、ダウンタイムの監視やアラートを行う機能です。

ソフトウェアインベントリコレクション

ソフトウェアの完全なリストを作成する機能です。準備や計画、アップデートのトラッキング時に、時間と労力を削減します。

レポートスケジューリング

事業者向けに、バックアップに関するレポートの発行をスケジューリングできる機能です。

注釈

Microsoft 365シートの機能は含まれていません。詳細は下部のユーザーガイドをご参照ください。

Advanced Backup 提供機能一覧

機能名

説明

拡張バックアップ

Microsoft SQLクラスタやMicrosoft Exchangeクラスタ、Oracle DB、SAP HANAに対応した拡張バックアップ機能です。

連続データ保護 (CDP)

監視対象のアプリケーション(Word、Excel、DBなど)の変更をリアルタイムでバックアップする機能です。

対象DBの拡張

MariaDB、MySQL、Oracle DB、SAP HANAのバックアップに対応しています。

ブータブルメディアのリモート操作

Webインターフェース経由で、ブータブルメディアを起動するワークロードを管理する機能です。

Advanced保護機能の動作 | Cyber Protect Cloud 25.06 – ユーザー ガイド

https://dl.managed-protection.com/u/baas/help/25.06/user/ja-JP/index.html#advanced-protection.html


2.4 Acronis Cyber Protect Cloud 名称・表記概要

Acronis Cyber Protect Cloudは、下記の定義により名称が表記されます。


2.4.1 Acronis Cyber Protect Cloud 表記

Acronis Cyber Protect Cloudは、エージェントのバージョンごとに開発・管理されるサービスです。

定義されたバージョンによって、サービスの機能が異なります。

参考例)

Acronis Cyber Protect Cloud 00.00
Cyber Protect Cloud 00.00

2.5 Acronis Cyber Protect Cloud ライセンスおよび認証

Acronis Cyber Protect Cloudのライセンスに記載するサービスの説明です。


2.5.1 Acronis Hosted ライセンスおよび認証

Acronis Hostedは、各プランにライセンスの認証単位が存在します。

ライセンス認証一覧

項目

説明

Acronis Hosted Backup

バックアップ対象(保護対象)に制限なし
Acronis クラウドストレージの容量により課金

注釈

Acronis Cyber Protect Consoleのテナントにより制御されるためライセンスファイル、コードは存在しません。


2.5.2 ワークロード ライセンスおよび認証

ワークロードでは、各プランに該当するライセンスの認証単位が存在します。

ライセンス認証一覧

項目

説明

ワークロード Backup

バックアップ対象(保護対象)のデバイス(サーバー)数を認証単位とします。

注釈

Acronis Cyber Protect Consoleのテナントにより制御されるためライセンスファイル、コードは存在しません。


2.5.3 Advanced Edition ライセンスおよび認証

Advanced Editionは、利用に各プランに該当するライセンスの認証単位とライセンス認証に利用されるアクティベーションコード、アクティベーションキー、ライセンスファイルなどが存在します。

ライセンス認証一覧

項目

説明

Advanced Security

利用対象のデバイス(サーバー)数を認証単位とします。
ご利用には、Acronis Hosted、またはワークロードのご利用が前提条件となります。

Advanced Management - Endpoints

利用対象のデバイス(サーバー)数を認証単位とします。
ご利用には、Acronis Hosted、またはワークロードのご利用が前提条件となります。

Advanced Backup

利用対象のデバイス(サーバー)数を認証単位とします。
ご利用には、Acronis Hosted、またはワークロードのご利用が前提条件となります。

注釈

Acronis Cyber Protect Consoleのテナントにより制御されるためライセンスファイル、コードは存在しません。

重要

Acronis Hostedの機能を拡張する際も、Advanced Editionの認証にはデバイス数分の購入が必要です。


3. サービス システム要件・利用環境

Acronis Cyber Protect Cloudの必要環境について、参考情報の一部を記載いたします。


3.1 Acronis Cyber Protect Cloud 必須環境情報

Acronis Cyber Protect Cloudは、利用環境や条件によって必要となるシステム環境や周辺環境が異なります。参考情報としてご利用ください。


3.1.1 Acronis Hosted システム要件・利用環境

Acronis Hostedは、下記のシステム環境または周辺環境によりご利用が可能です。

最低推奨環境(Windows エージェント)

項目名

説明

CPUコア

1コア以上

メモリ

1GB以上

ディスク容量

1.2GB以上の空き容量(インストール)

最低推奨環境(Linux エージェント)

項目名

説明

CPUコア

1コア以上

メモリ

1GB以上

ディスク容量

2GB以上の空き容量(インストール)

エージェントのシステム要件 | Cyber Protect Cloud 25.06 – ユーザー ガイド

https://www.acronis.com/ja-jp/support/documentation/CyberProtectionService/#system-requirements-エージェントs.html

注釈

バックアップ量やリソース量に応じて、必要なリソースやバックアップの実行速度が異なります。

ネットワーク環境(エージェント)

項目名

説明

ポート

443および8443、7770~7800、44445

最小接続速度

1Mbit/s

インストールする前に | Cyber Protect Cloud 25.06 – ユーザー ガイド

https://www.acronis.com/ja-jp/support/documentation/CyberProtectionService/#preparation.html

Acronis Cyber Protect Cloud: アクセスポートおよびホスト名 | Acronis Support Portal

https://care.acronis.com/s/article/47189-Acronis-Cyber-Protect-Cloud-access-ports-and-hostnames?language=ja

注釈

Acronis Cyber Protect Consoleを使用してAcronis Cyber Protect Cloudへアクセスする必要があります。ネットワーク要件については Acronis Cyber Protect Cloud: アクセスポートおよびホスト名 をご参照ください。

対応OS、アプリケーション環境(バックアップ/復元対応)

以下は、バックアップ/復元のサポート対象として、メーカーが明示的に挙げているOSです。

古いバージョンについては、記載を省略しています。

OS名

Advanced Edition要否

Windows Server 2016

不要

Windows Server 2019

不要

Windows Server 2022

不要

RedHat Enterprise Linux 9.0~9.5

不要

Ubuntu 20.04,20.10,21.04,21.10,22.04,22.10,23.04,23.10,24.04,24.10

不要

Fedora Linux 40, 41

不要

SUSE Linux Enterprise Server 12,15

不要

AlmaLinux 9.0~9.5

不要

Rocky Linux 9.0~9.5

不要

Microsoft SQL Server 2017

Advanced Backup

Microsoft SQL Server 2022

Advanced Backup

Microsoft SQL Server 2019

Advanced Backup

MySQL

Advanced Backup

MariaDB

Advanced Backup

Oracleデータベースバージョン21c

Advanced Backup

バックアップおよび復元のサポート対象のオペレーティングシステムと環境 | Cyber Protect Cloud 25.06 – ユーザー ガイド

https://www.acronis.com/ja-jp/support/documentation/CyberProtectionService/#supported-operating-systems-and-environments.html

重要

Linux(2.6.9~5.14、6.10~6.11 のカーネル、glibc 2.3.4 以降をインストール済み環境)で動作します。

注釈

Linux環境上の利用は、インストールに必要となるパッケージが存在します。詳細は、メーカーのドキュメント Linux エージェントのインストールに必要な Linux パッケージ バックアップおよび復元のサポート対象のオペレーティングシステムと環境 をご参照ください。

ファイルシステム環境

対象エージェント

対応するシステム環境

全エージェント

FAT16/32,NTFS,ext2/ext3/ext4,ReFS,XFS,exFAT

Linuxエージェント

JFS,ReiserFS3,ReiserFS4,Linux Swap

サポートされるファイル システム | Cyber Protect Cloud 25.06 – ユーザー ガイド

https://www.acronis.com/ja-jp/support/documentation/CyberProtectionService/index.html#supported-file-systems.html

注釈

対応するシステムによって、機能に制限があります。詳細は サポートされるファイル システム をご参照ください。

Acronis Cyber Protect Console環境(ブラウザ)

項目名

説明

ブラウザ

Google Chrome 29以降
Mozilla Firefox 23以降
Microsoft Edge 25以降
Safari 8以降

対応TLS

TLS1.2

重要

2FAを管理画面のログインに利用する場合は、Authenticatorが別途必要となります。


3.1.2 ワークロード システム要件・利用環境

ワークロードは、下記のシステム環境または周辺の利用環境によりご利用が可能です。

最低推奨環境(Windows エージェント)

項目名

説明

CPUコア

1コア以上

メモリ

1GB以上

ディスク容量

1.2GB以上の空き容量(インストール)

最低推奨環境(Linux エージェント)

項目名

説明

CPUコア

1コア以上

メモリ

1GB以上

ディスク容量

2GB以上の空き容量(インストール)

エージェントのシステム要件 | Cyber Protect Cloud 25.06 – ユーザー ガイド

https://www.acronis.com/ja-jp/support/documentation/CyberProtectionService/#system-requirements-エージェントs.html

注釈

バックアップ量、リソース量に応じて必要リソースとバックアップ実行速度は異なります。

ネットワーク環境(エージェント)

項目名

説明

ポート

443および8443、7770~7800、44445

最小接続速度

1Mbit/s

インストールする前に | Cyber Protect Cloud 25.06 – ユーザー ガイド

https://www.acronis.com/ja-jp/support/documentation/CyberProtectionService/#preparation.html

Acronis Cyber Protect Cloud: アクセスポートおよびホスト名 | Acronis Support Portal

https://care.acronis.com/s/article/47189-Acronis-Cyber-Protect-Cloud-access-ports-and-hostnames?language=ja

注釈

Acronis Cyber Protect ConsoleによりAcronis Cyber Protect Cloudとアクセスが必要です。ネットワーク要件は Acronis Cyber Protect Cloud: アクセスポートおよびホスト名 を参照ください。

対応OS、アプリケーション環境(バックアップ/復元対応)

以下は、バックアップ/復元サポート対象として記載、メーカーにより明示的な対象として挙げられるOSです。

古いバージョンに関しては記載を省略いたします。

OS名

Advanced Edition要否

Windows Server 2016

不要

Windows Server 2019

不要

Windows Server 2022

不要

RedHat Enterprise Linux 9.0~9.5

不要

Ubuntu 20.04,20.10,21.04,21.10,22.04,22.10,23.04,23.10,24.04,24.10

不要

Fedora Linux 40, 41

不要

SUSE Linux Enterprise Server 12,15

不要

AlmaLinux 9.0~9.5

不要

Rocky Linux 9.0~9.5

不要

Microsoft SQL Server 2017

Advanced Backup

Microsoft SQL Server 2022

Advanced Backup

Microsoft SQL Server 2019

Advanced Backup

MySQL

Advanced Backup

MariaDB

Advanced Backup

Oracleデータベースバージョン21c

Advanced Backup

バックアップおよび復元のサポート対象のオペレーティングシステムと環境 | Cyber Protect Cloud 25.06 – ユーザー ガイド

https://www.acronis.com/ja-jp/support/documentation/CyberProtectionService/#supported-operating-systems-and-environments.html

重要

Linux(2.6.9~5.14、6.10~6.11 のカーネル、glibc 2.3.4 以降をインストール済み環境)の環境により動作します。

注釈

Linux環境上の利用は、インストールに必要となるパッケージが存在します。 メーカードキュメント Linux エージェントのインストールに必要な Linux パッケージ バックアップおよび復元のサポート対象のオペレーティングシステムと環境 を参照ください。

ファイルシステム環境

対象エージェント

対応するシステム環境

全エージェント

FAT16/32,NTFS,ext2/ext3/ext4,ReFS,XFS,exFAT

Linuxエージェント

JFS,ReiserFS3,ReiserFS4,Linux Swap

サポートされるファイル システム | Cyber Protect Cloud 25.06 – ユーザー ガイド

https://www.acronis.com/ja-jp/support/documentation/CyberProtectionService/index.html#supported-file-systems.html

注釈

対応するシステムに応じて、機能に制限があります。詳細は サポートされるファイル システム を参照ください。

Acronis Cyber Protect Console環境(ブラウザ)

項目名

説明

ブラウザ

Google Chrome 29以降
Mozilla Firefox 23以降
Microsoft Edge 25以降
Safari 8以降

対応TLS

TLS1.2

重要

2FAを管理画面ログインに利用する際は、Authenticatorが別途必要となります。

重要

お客様が指定するローカルストレージ(フォルダやネットワークストレージなど)に保管する場合、Acronis Cloudストレージ上で動作する機能(不変ストレージなど)はご利用いただけません。


3.1.3 Advanced Edition システム要件・利用環境

Advanced Editionは、拡張機能を提供するサービスのため、記載を省略しています。


4. サービス EULA・利用規約

Acronis Cyber Protect Cloudをご利用いただくには、下記のEULA、製品利用許諾、利用規約の確認および同意が必要です。

ACRONISソフトウェア ライセンス契約書

https://dl.acronis.com/u/pdf/Acronis_corporate_EULA_ja-JP.pdf


5. サービス 提供元マニュアル

Acronis Cyber Protect Cloudの製品マニュアルは、アクロニス・ジャパン株式会社によって下記に公開されています。

技術資料 | Acronis

https://www.acronis.com/ja-jp/support/documentation/

Acronis Cyber Protect Cloud | Acronis Support Portal

https://care.acronis.com/s/support-portal/service-provider/acronis-cyber-protect-cloud?language=ja


6. サービス リリースノート

Acronis Cyber Protect Cloud の更新情報は、アクロニス・ジャパン株式会社によって下記に公開されています。

Release Notes for Acronis Cyber Protect Cloud 25.06

https://dl.acronis.com/u/baas/rn/25.06/ja-JP/AcronisCyberProtectCloud_relnotes.htm


7. サービスライフサイクル

Acronis Cyber Protect Cloudは、サブスクリプションベースのサービスとして提供されています。

そのため、本サービスのライフサイクルは契約期間と同じであり、「Mainstream → Extended」といった区分は存在しません。

ご利用のエージェントは、最新版または安定版を使用する運用を推奨します。