Arcserve 関連製品 製品・サービス概要

[更新: 2025年2月27日]

1. 製品・サービス 概要

本ページは、「arcserve」が製造・開発・運用する製品・サービスの概要を記載するページです。

注釈

弊社マーケットプレイスより再販提供、または再配布するプランの仕様および内容は、別ページに記載をいたします。


1.1 本ページ 前提条件

Arcserve 関連製品の弊社マニュアルは、下記の条件に基づいて掲載いたします。

  • 製品・サービスの固有名、名称は、arcserveが定義、記載する呼称、名称を優先し記載をいたします。

  • 掲載内容は、「arcserve」が公開および掲載内容、仕様に基づきます。

  • ドキュメントに掲載内容は、旧バージョン、旧リビジョンを含む可能性があります。

  • 最新の詳細情報は、arcserve公開する製品・サービスのドキュメントをご利用ください。

  • 代表的な標準規格,標準化団体が定める定義などは、省略し記載をいたします。


1.2 Arcserve 関連製品 特徴

Arcserve 関連製品は、シンプル、柔軟なデータ保護を行うためのバックアップ/リストア機能を提供するサービスです。

説明概要

  • Arcserve UDPを主に再販、提供をいたします。提供には基本購入数分のメーカーサポートを付帯提供します。

  • Arcserve UDPは、RPSなどの管理用サーバーを構築、管理します。既存機能と組み合わせによりユーザの設定により柔軟な運用、管理が可能です。

注釈

Arcserve 関連製品の本ページでは、提供するArcserve UDPを基本に記載をいたします。


2. 製品・サービス 構成

Arcserve 関連製品は、次項に分類された内容に基づき、サービスが定義・構成されます。


2.1 Arcserve 関連製品 構成内容

Arcserve 関連製品は、下記の内容に基づき構成されます。

サービス構成一覧*

項目名

説明

Arcserve UDP

・3種類のエディションにより機能が異なります。
・3種類の認証単位によりライセンスが異なります。
ソフトウェアのDLなど、ご利用にはメーカーの保守サポートが必須です。

注釈

弊社未提供ライセンス、Applianceなどの物理アプライアンスに関する記載は、本ページでは省略をいたします。


2.2 Arcserve 関連製品 各サービス説明

Arcserve 関連製品のサービスに関する説明概要です。


2.2.1 Arcserve UDP 説明

Arcserve UDPは、下記の要素、機能、利用条件、ライセンス条件に応じて、サービスプランが細分化されます。

エディション一覧

条件項目

説明

Advanced Edition

・バックアップ/リストアを主に8種類の機能が利用できるライセンスです。
・ご利用の際には、別途、当該エディションのサポートライセンスを購入する必要があります。

Premium Edition

・Advancedに6種類の機能を追加、利用できるライセンスです。
・ご利用の際には、別途、当該エディションのサポートライセンスを購入する必要があります。

Premium Plus Edition

・Premium Editionに1種類の機能を追加、利用できるライセンスです。
・ご利用の際には、別途、当該エディションのサポートライセンスを購入する必要があります。

注釈

最新の情報と詳細は、Arcserve Unified Data Protection ライセンスガイドにより公開されます。

注意

Workload Editionの掲載は、省略をいたします。


2.3 Arcserve 関連製品 提供機能説明

Arcserve 関連製品の提供概要一覧に記載された内容について、機能に関する説明を以下に示します。


2.3.1 Arcserve UDP 機能

Arcserve UDPは、下記の利用が可能です。

提供機能一覧

機能名

説明

Advanced Edition

・イメージバックアップ/共有フォルダのバックアップ
・バックアップデータの重複排除や転送(レプリケート)
・統合管理(中央管理コンソールによる一元的な管理)
・仮想スタンバイ/インスタントVM
・アシュアードリカバリ/SLAレポート
・仮想マシンのエージェントレスバックアップ
・バックアップデータのテープ保管
・VSS ライタを利用したアプリケーションのオンラインバックアップ
アシュアードセキュリティスキャン

サポート

・Acronis Japanによる直接サポート

注釈

Premium Edition/Premium Plus Editionの記載は省略致します。

重要

使用される機器、管理権限の有無、利用されるサービスの仕様により機能の利用可否は異なります。


2.4 Arcserve 関連製品 名称・表記概要

Arcserve 関連製品は、下記の定義により名称が表記されます。


2.4.1 Arcserve UDP 表記

Arcserve UDPは、バージョンごとに開発・管理される製品・サービスです。

定義されたバージョンにより製品・サービスの提供機能が異なります。

参考例)

Arcserve UDP(Unified Data Protection)
Arcserve Unified Data Protection 10
Arcserve UDP Advanced Edition
Arcserve UDP Advanced Edition - Server

注釈

`` - server`` の表記は、後述のライセンス認証単位です。


2.5 Arcserve 関連製品 ライセンスおよび認証

Arcserve 関連製品のライセンスに記載するサービスの説明です。


2.5.1 Arcserve UDP ライセンスおよび認証

Arcserve UDPは、利用に各プランに該当するライセンスが存在します。

ライセンスは、アクティベーションコード、アクティベーションキー、ライセンスファイルなどが存在します。

ライセンス認証一覧

項目

説明

Server

・保護対象:サーバー単位にライセンスを認証します。

Socket

・保護対象:サーバーのCPU単位にライセンスを認証します。

Terabyte

・保護対象:保管容量単位にライセンスを認証します。

注釈

パブリッククラウドのVMを保護対象とするご利用は、認証仕様上 server ライセンスのみの利用となります。


3. 製品・サービス システム要件・利用環境

Arcserve 関連製品の利用は、下記のシステム環境および周辺の利用環境を整備していただく必要があります。


3.1 Arcserve 関連製品 必須環境

Arcserve 関連製品は、利用想定に伴い必要となるシステム環境および周辺の利用環境が異なります。


3.1.1 Arcserve UDP システム要件・利用環境

Arcserve UDPは、下記のシステム環境または周辺の利用環境によりご利用が可能です。

最低推奨環境(Arcserve Unified Data Protection コンソール)

項目名

説明

CPU

・1GHz 以上

メモリ

・8GB以上

ディスク容量

・27GB以上の空き容量(Asdownloaderによるfull install)

注釈

Arcserve UDPの各種機能の管理および監視を行うソフトウェア、コンポーネントです。。

最低推奨環境(Arcserve Unified Data Protection 復旧ポイント サーバ)

項目名

説明

CPU

・1.6GHz 2論理プロセッサ以上

メモリ(重複排除無)

・8GB以上

メモリ(重複排除有)

・8GB以上 GB + バックアップ対象容量1TBあたり1 GB 以上、最大 2.5 GB (ブロック サイズが 16 KBの場合)

ディスク容量

・14GB以上の空き容量(Asdownloaderによるfull install)

注釈

Arcserve UDPのバックアップデータの復旧ポイントを管理、操作するソフトウェア、コンポーネントです。

最低推奨環境(Arcserve Unified Data Protection Agent - Windows)

項目名

説明

CPU

・1GHz以上 2論理プロセッサ以上

メモリ

・4 GB

ディスク容量

・3.0GB以上の空き容量(インストール媒体によってインストール中の最大使用サイズが異なります)

ISO

DVDROM ドライブ (DVD からのインストールやベア メタル復旧に必要)

前提ソフトウェア

下記のソフトウェア
・Windows ADK
・Windows PE アドイン

注釈

Arcserve UDPを実行するためのAgentです。

最低推奨環境(Arcserve UDP Agent For Linux Backup Server - Linux)

項目名

説明

CPU

・x64

メモリ

・4GB以上を推奨

ディスク容量

下記のディスク空き容量
・/opt を含むボリュームに6GB
・/tmp を含むボリュームに3.6GB以上

ISO

DVDROM ドライブ (DVD からのインストールやベア メタル復旧に必要)

前提ソフトウェア

下記のソフトウェア
・perl
・open-ssh (SSH Daemon)
・nfs-utils (NFS 共有をバックアップ先に使用する場合)
・cifs-utils (CIFS 共有/RPS をバックアップ先に使用する場合)

注釈

Arcserve UDPを実行するためのAgentです。

ネットワーク環境(Windows)

Microsoft Windows にインストールされるコンポーネント

ネットワーク環境(Linux)

Linux にインストールされているコンポーネント

対応OS環境

OS名

Windows Server 2016

Windows Server 2019

Windows Server 2022

RedHat Enterprise Linux 7.0~7.9,9.0~9.4

CentOS 8.0~8.3

Alma Linux 8.4~8.6,8.8~8.10,9.0~9.4

Rocky Linux 8.4~8.6,8.8~8.10,9.0~9.4

Ubuntu 18.04,20.04,22.04,24.04 LTS Server

Debian 9.0~9.13,10.0~10.13,11.2~11.10,12.0~12.7

Arcserve Unified Data Protection 10.x 動作要件

Arcserve Unified Data Protection 10.x 動作要件

ブラウザ環境(Browser Support for Arcserve UDP (Windows and Linux))

項目名

説明

ブラウザ

・Google Chrome:109以降
・Mozilla Firefox:121.0以降
・Microsoft Edge:128.0.2739.42 以降

注釈

Arcserve UDPは、バージョンと利用するファイルシステムなどにより必要となる環境が異なります。詳細はメーカーが公開するドキュメントを参照ください。
・Arcserve Unified Data Protection 10.x 動作要件 | Arcserve Support Community
https://support.arcserve.com/s/article/Arcserve-UDP-10-X-Software-Compatibility-Matrix?language=ja#NonWin2

重要

2FAを管理画面ログインに利用する際は、Google Authenticatorなどが別途必要となります。


4. 製品・サービス EULA・利用規約

Arcserve 関連製品のご利用は、下記のEULA、製品利用許諾、利用規約の確認、同意が必要です。

|sname|End User License Agreement

https://www.arcserve.com/jp/eula


5. 製品・サービス 提供元マニュアル

Arcserve 関連製品の製品マニュアルの情報は、arcserveより下記に公開されます。

Arcserve Unified Data Protection Version 10.0 Knowledge Center

https://documentation.arcserve.com/Arcserve-UDP/Available/10.0/JPN/bookshelf.html

Arcserve Support Community

https://support.arcserve.com/s/?language=ja


6. 製品・サービス リリースノート

Arcserve 関連製品 の更新情報は、arcserveより下記に公開されます。

Arcserve Unified Data Protection Version 10.0 Knowledge Center

https://documentation.arcserve.com/Arcserve-UDP/Available/10.0/JPN/bookshelf.html


7. 製品・サービス EoS,EEoS,EoL

Arcserve 関連製品は、下記のEoSにより提供されます。運用、ご利用方針により適切なバージョンによりご利用ください。


7.1 Arcserve 関連製品 EoS,EEoS,EoL 情報

Arcserve 関連製品のサポート期間、新規提供終了は下記に定められる定義により提供されます。

製品・サービスのライフサイクル定義

項目

説明

EoS(End Of Support)

製品のライフタイムサイクルに従い定められる製品・サービスのサポート終了日です。

EoL(End of license)

製品のライフタイムサイクルに従い定められる製品・サービスの新規提供終了日です。


7.1.1 Arcserve UDP EoS,EEoS,EoL 情報

Arcserve UDPのEoSなどの情報は、下記となります。

Arcserve UDP サポート ライフサイクル情報 | Arcserve Support Community

https://support.arcserve.com/s/article/206367693?language=ja