01 API Gateway 基本設定ガイド
[更新日:2025年2月18日]
概要
API Gatewayの基本設定手順を示します。 API Gatewayを利用するには以下の2つを作成する必要があります。
サービス
API Gatewayが管理するバックエンドサービスのエンドポイント
実際にリクエストを受けとる対象となるURLや、ホスト名、ポート番号などの情報を持つ
ルート
クライアントから送られたリクエストを適切なバックエンドサービスにルーティングする
サービス作成
サイドバーからサービス一覧を選択し、サービス作成ボタンを押下します。

バックエンドサービスの情報を入力し、作成ボタンを押下するとサービスを作成することができます。

設定値
項目 |
設定値 |
---|---|
名前(必須) |
任意のサービス名 |
タグ |
任意の値 |
プロトコル(必須) |
http or https |
ホスト(必須) |
バックエンドサービスのホスト |
パス |
バックエンドサービスのパス(未入力の場合、「/」に設定される) |
ポート |
バックエンドサービスのポート番号(未入力の場合、設定したプロトコルに対応するポート番号が設定される) |
認証設定 |
なし |
作成に成功すると、以下のようにサービス一覧画面に表示されます。
サービス名をクリックもしくは行をダブルクリックすることで、サービス詳細画面に遷移します。

サービス詳細画面に遷移すると、登録したサービスの情報を確認することができます。

ルートの作成
サイドバーからルート一覧を選択し、ルート作成ボタンを押下します。

必要な項目を入力し、作成ボタンを押下するとルートを作成することができます。

設定値
項目 |
設定値 |
---|---|
名前(必須) |
任意のルート名 |
タグ |
任意の値 |
プロトコル(必須) |
http or https or http/https |
パス |
任意のパス(未入力の場合、「/」が設定される) |
HTTPメソッド |
ルートへのアクセスメソッド(未入力の場合、全メソッドが許可される) |
作成に成功すると、以下のように一覧画面に表示されます。
なお、ルートのホストの値は自動で発効されます。
ルート名をクリックもしくは行をダブルクリックすることで、ルート詳細画面に遷移します。

ルート詳細画面に遷移すると、登録したルートの情報を確認することができます。

設定完了
これでAPI Gatewayの設定をすることができました。
例の場合、以下のパスでルートに設定したメソッドを使用してリクエストを行うことで、バックエンドサービスにアクセスすることが可能となります。
https://site-kriz4604bf6n1795.stg.apigw.sakura.ne.jp/example