サービス概要¶
ロードバランサーとは¶
「ロードバランサー」は、お客様の専用グローバルネットワーク環境に配置することができるアプライアンス機器です。
外部からの通信を複数のサーバーに振り分け、負荷を分散する「ロードバランシング機能」を提供します。これにより急にアクセスが集中しても、利用者に継続して安定したサービスを提供することができるようになります。
また、サーバーの死活状態を監視することで、いずれかのサーバーに障害が発生した場合はそのサーバーへの振り分けを停止することができ、可用性の向上が実現できます。
ご利用いただく上の注意事項¶
出荷時には、ユーザーの環境に依存する内容以外は、基本的に適切な状態でお渡ししています。
以下の2つの設定は 絶対に変更しないでください。 接続できなくなったり、ロードバランサーがうまく機能しなくなってしまう恐れがあります。
デフォルトルートの設定
ロードバランサー管理IPアドレスの設定
以下の設定は、管理上の都合によりロードバランサーへのSNMPアクセスを遮断しています。
提供仕様上、ご利用いただけない設定となりますのであらかじめご了承ください。
SNMPの設定
機能を理解しないまま設定すると接続できなくなったり、意図しない状態で稼働することになります。
わからない点はベンダーが提供しているマニュアルを確認してください。
ロードバランサーの管理ツール¶
GUIとCLIのツール¶
ロードバランサーを操作する管理ツールは「グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)」と「コマンドラインインターフェース(CLI)」があります。
いずれの管理ツールも、安全上の理由から初期状態で接続制限が有効となっています。
ロードバランサーのセットアップ を済ませることで接続できるようになります。
管理ツール(管理GUI)
|
・接続方式:ウェブブラウザ
・接続制限:有効(接続した専用グローバルネットワーク以外から接続できない)
|
---|---|
管理ツール(管理CLI)
|
・接続方式:SSH接続
・接続制限:有効(接続した専用グローバルネットワーク以外から接続できない)
|
管理ツール(管理CLI)¶
お手持ちのターミナルソフトウェアを使い、SSHで直接ロードバランサーに接続し操作することができます。
コマンドに関する専門的な知識が必要ですが、シンプルな操作でロードバランサーを管理することができます。