SSL証明書管理ソリューションの期限通知をタスク(課題)登録¶
[更新: 2023年11月22日]
1. 概要¶
本掲載は、SSL証明書管理ソリューション(Smart Cert Manage)を利用するための参考情報です。
弊社による検証データの一部を公開した記事掲載となります。参考までにご利用ください。
注釈
お客様個別の要件定義、設計、開発・設定補助に関するサポートは、SSL証明書管理ソリューションのライセンスサービスに含まれません。上記、ご注意ください。
2. 管理ツールについて¶
一般的に個人やチーム、プロジェクトのマルチタスクを共有・管理する際にタスク(課題)を管理ツールを利用する機会が多いと思います。
Backlog 管理画面(ボード)
SSL証明書管理ソリューションは、メール通知により担当者へメールアラートを送信することは可能ですが、メール通知だけでは管理漏れが発生し易い状態です。
通知内容をタスク(課題)として自動的に登録をすることで、対応や対応漏れを防止、チーム内に共有を行います。
本参考のTIPSでは、株式会社ヌーラボ様が提供するプロジェクト管理ツール Backlog
を利用、タスク登録を自動化します。
注意
タスク管理ツールは、外部サービスとなります。SSL証明書管理ソリューションに付帯されません。
2.1 自動登録方法について¶
Backlogは、プロジェクト単位によりチームや個人のタスク(課題)を管理、共有する管理ツールです。
タスク(課題)を登録、ボード・ガントチャートにより表示を閲覧、プロジェクト参加者へ進捗を共有します。
一部機能に メール着信によりタスクを登録する機能
があります。こちらを活用することでSSL期限通知を自動登録、共有が可能です。
参考構成図
作成フロー・分界点
- SSL証明書管理ソリューションのアラート宛先にbacklogの課題登録用メールアドレスを追加
- 期限により指定メールサーバー(SMTP)へメール送信を要求、課題登録用メールアドレスにより受信
- 着信を受けたメールからタスク(課題)を登録
注釈
其々のサービスが連携することで自動登録が可能となります。
2.2 管理ツールの設定¶
Backlogは、プロジェクト インテグレーション項目に メールによる課題登録
機能が用意されます。課題登録用メールアドレスでメールを受信後、事前に指定した条件を基にプロジェクトのタスク(課題)が作成されます。
先ずはbacklogにログイン、下記のメニュー順に操作、設定を開始します。
プロジェクト設定
>>> インテグレーション
>>> メールによる課題登録
インテグレーション項目画面
注釈
タスク(課題)の担当者登録数は1名です。複数の担当者へ共有する際は、チャットツールへの通知などでチーム内に共有します。
2.3 セキュリティ項目の設定¶
セキュリティ項目を指定することで、特定ワードのある件名、本文などに記載される内容は登録から除外する事も可能です。
セキュリティ項目
注釈
セキュリティ項目を利用することで、90日前の通知は課題登録から除外するなどが可能です。
3. SSL証明書管理ソリューション(SSL Cert Manage)の設定¶
前項目により発行されたメールアドレスをSSL証明書管理ソリューション(SSL Cert Manage) メール通知設定に追加します。
下記のメニュー順に操作、宛先を追加します。
設定
>>> グループ情報
>>> 設定変更
>>> メール通知設定
メール通知設定
注釈
メール通知設定に登録可能なメールアドレスは、最大5メールアドレスです。
重要
本登録により通知される内容は、最新のメーカードキュメント 送信メール内容を参照ください。