構成例4: 大量のアクセスを高速処理するWebサイト構成
[更新: 2024年03月27日]
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静的なコンテンツを大量のクライアントに効率よく配信する ウェブアクセラレータ を使用した構成です。
外部のクライアントの参照はウェブアクセラレータ側となるため、参照元となるオリジンサーバは少ないスペックで構築できます。
リクエスト数、転送量、キャッシュヒット率などのグラフがウェブアクセラレータのコントロールパネルで確認できます。
オリジンサーバがダウンしてもキャッシュサーバからの配信は継続されるため、可用性の向上にも寄与します。
HTTPSに対応しているため、SSL証明書の追加によりHTTP/2での高速配信が行えます。
料金例
品目 |
数量/契約数 |
価格(税込) |
---|---|---|
サーバ 1Core CPU/1GB メモリ |
1 |
1,540円 (石狩第1ゾーン 新プラン 月額料金) |
ディスク 20GB SSD |
1 |
440円 (石狩第1/第2ゾーン 月額料金) |
ウェブアクセラレータ |
1 |
2,500円 (毎月500GiBの利用を想定 5円/1GiB) |
合計: 4,480円/月
作成の手順
サーバを作成し、HTTPでコンテンツが参照できる状態にします。
ウェブアクセラレータを契約し、オリジンサーバとして作成したサーバを指定します。
注意事項
静的なコンテンツの配信に特化しています。動的なコンテンツが多いとオリジンサーバへのアクセスが発生しキャッシュ効率が低下します。
利用中の独自ドメインをウェブアクセラレータを使用した構成に変更する場合、ゾーン情報の変更が必要です。
HTTP/2による高速配信を実現する場合は別途SSL証明書の設定が必要となります。