構成例3: 負荷に応じてサーバーが増減するオートスケール構成

[更新: 2019年10月01日]

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  • オートスケール用監視サーバが負荷状況・障害状況を確認し、自動的にサービス用サーバを増減するシステムで構成します。
  • 監視用サーバは API でリソースの作成や削除を行います。
  • 負荷分散はアプライアンスのロードバランサを使用し、簡単に負荷分散構成を構築します。
  • さくらのナレッジ「 さくらのクラウドでAuto Scaling 」では、簡単なスクリプトを使用してオートスケールを実現する例を掲載しています。合わせてご参照ください。

料金例

品目 数量 価格(税込)
サーバ 1Core CPU/1GB メモリ 2 (サービスサーバ, オートスケール用監視サーバ) 3,080円 (石狩第1ゾーン 新プラン 月額料金)
ディスク 20GB SSD 2 (サービスサーバ, オートスケール用監視サーバ) 880円 (石狩第1/第2ゾーン 月額料金)
ルータ+スイッチ 100Mbps, IPアドレス 16個(/28) 1 7,920円
ロードバランサ 標準プラン シングル構成 1 2,619円

合計: 14,499円/月

注釈

初期状態の料金例です。負荷に応じて作成されるサーバおよびディスク料金が加算される想定となります。

作成の手順

  1. ルータ+スイッチ を作成します
  2. ロードバランサ を作成し、ルータ+スイッチに接続します。
  3. 実際にサービスを提供するクラウドサーバと監視サーバを作成し、セットアップを行います。
  4. セットアップが完了したクラウドサーバからアーカイブを取得し、オートスケール時にサーバを増設する際のディスクのテンプレートとして使用します。

注意事項

  • 各クラウドサーバの状況を監視し、その負荷の増減に応じて自動的にクラウドサーバの追加や削除を行う監視サーバの開発が必要となります。