構成例5: クラウドと専用サーバのハイブリッド構成
[更新: 2020年8月26日]
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さくらのクラウドと 専用サーバ を組み合わせ、それぞれのインフラの特徴に合わせてシステムを構成します。この場合、フロントエンド側にはアクセス数に応じた柔軟なサーバ増減とセットアップ不要ですぐに利用可能なロードバランサが利用可能なさくらのクラウド、バックエンド側には専有ハードウェアより外部の影響を受けずに安定した性能を発揮できる専用サーバを組み合わせています。
ブリッジ によりさくらのクラウドと専用サーバ間をL2接続します。さらに ハイブリッド接続 を使用すれば、ハウジングサービス内のオンプレミス環境と接続するなど、さらに広範囲にさくらインターネットのサービスと相互に接続する事が可能となります。
料金例
品目 |
数量/契約数 |
価格(税込) |
---|---|---|
サーバ 1Core CPU/1GB メモリ |
2 |
3,080円 (石狩第1ゾーン 新プラン 月額料金) |
ディスク 20GB SSD |
2 |
880円 (石狩第1/第2ゾーン 月額料金) |
ロードバランサ |
1 |
2,619円 (標準プラン・シングル構成) |
ルータ+スイッチ 100Mbps, IPアドレス 16個(/28) |
1 |
7,200円 |
スイッチ |
1 |
2,200円 |
ブリッジ接続 |
1 |
2,750円 |
専用サーバ |
2 |
19,800円 (Xeon 4コア 3.4GHzモデル) |
合計: 38,529円/月
作成の手順
さくらのクラウドにサーバ、ロードバランサなどを作成します。
スイッチを作成し、作成したサーバのローカル側インターフェースを接続します。
ブリッジ接続により既存の専用サーバ環境とL2接続します。
クラウド、専用サーバのローカルネットワーク側インタフェースを設定し、通信が疎通することを確認します。
注意
専用サーバにはモデルにより初期設定が発生します。
ブリッジ接続は各サービスの設置リージョンにより制限がある場合があります。