インターフェース設定
[更新: 2025年9月18日]
VPNルータのインターフェース設定についての説明です。
1. 概要
VPNルータには、グローバルネットワーク接続用インターフェースと、VPNネットワーク接続用インターフェースの2種類のインターフェースが搭載されています。
それぞれのインターフェースの接続先はプランごとに異なります。
グローバルネットワーク側 |
VPNネットワーク側 |
|
---|---|---|
スタンダードプラン |
共有セグメント(最大1箇所) |
スイッチ(最大7個) |
プレミアムプラン |
ルータ+スイッチ(最大1箇所) |
スイッチ(最大7個) |
ハイスペックプラン |
ルータ+スイッチ(最大1箇所) |
スイッチ(最大7個) |
※上記の表以外の組み合わせ(プレミアムプランで共有セグメントに接続するなど)を設定することはできません
2. インターフェース設定画面
左側のサイドメニューより「VPNルータ」を選択すると、作成済みのVPNルータ一覧が表示されます。ここで、リスト上より設定したいVPNルータをダブルクリックします。

VPNルータの設定画面が表示されるので、「インターフェース」タブをクリックします。

インターフェース設定画面では、VPNルータが備えるインターフェース8個の接続状況が表示されます。各インターフェースの設定は、リスト右側の鉛筆アイコンをクリックします。

また、鉛筆アイコン右側の赤い×アイコンをクリックすることで、そのインターフェースへの設定が削除され、スイッチが未接続の初期状態となります(インターフェース自体は削除されません)。
※設定後は「反映」ボタンをクリックし、VPNルータ側への設定内容の反映をする必要があります
3. グローバルネットワーク側インターフェースの設定
グローバルネットワーク側のインターフェースはVPNルータの新規作成時に設定されますが、以下の手順で変更することが可能です。
スタンダードプラン
スタンダードプランでは、VPNルータ作成後にグローバルネットワーク側インターフェースの設定変更を行うことはできません。
プレミアムプラン/ハイスペックプラン
インターフェース設定画面に表示されるリストの一番上がグローバルネットワーク接続側インターフェースとなります。この行の右側に表示される鉛筆アイコンをクリックすることで、VPNルータ作成時に指定した接続先スイッチや各IPアドレス情報を再設定することが可能です。

「IPエイリアス」欄には複数のIPアドレスを入力することが可能です(最大19個まで)。1個のIPアドレスを入力後、エンターキーによりリストに追加されます。リストからの削除は各IPアドレス右側の「×」アイコンをクリックすることで削除されます。

4. VPNネットワーク側インターフェースの設定
VPNルータを作成したのみの段階ではプライベートインターフェース側に何も接続されていない状態なので、設定したいインターフェース右側の鉛筆アイコンをクリックし、インターフェース設定画面を表示します。
スタンダードプランの設定
「スイッチ」選択メニューよりVPNネットワーク側となるスイッチを選択し、「IPアドレス」と「プリフィックス」を指定します。

※プリフィックスに設定可能なIPアドレス範囲は/16~/29となります
プレミアムプラン/ハイスペックプランの設定
「スイッチ」選択メニューよりVPNネットワーク側となるスイッチを選択します。また、「仮想IPアドレス」、「物理IPアドレス1」、「物理IPアドレス2」を入力します。またこれらネットワークのサブネットマスクを「プリフィックス」より指定します。

※プリフィックスに設定可能なIPアドレス範囲は/16~/29となります