ストレージ移行の概要

[更新:2026年4月3日]

オンプレミスVMware環境では、サーバに接続するローカルストレージやSAN/NASストレージ、NFSによる共有ストレージなど、多様なストレージ構成が採用されています。本セクションでは、これらのストレージ構成をさくらのクラウドへ移行する際の方針と手順を解説します。

ストレージ移行の全体像

ストレージ移行の全体像は、次のようになります。

移行元

移行先

移行方法

考慮事項

VMware仮想ディスク(VMDK)

さくらのクラウド ディスク

新規作成+データコピーまたはイメージインポート

ディスクプラン、容量設計

オンプレミスNFS

NFSアプライアンス

rsync同期またはアーカイブ転送

容量プラン、NFS v3/v4対応

オンプレミスNFS

自前NFSサーバ

rsync同期

サーバ構築・運用、冗長化設計

大容量アーカイブ

オブジェクトストレージ

S3互換ツールで転送

アクセス方法の変更

個別の移行パターン

さくらのクラウドのストレージサービス概要

さくらのクラウドでは、用途に応じた複数のストレージサービスを提供しています。

サービス

説明

主な用途

ディスク

サーバに接続するブロックストレージ

OS領域、データ領域

アーカイブ

ディスクイメージの保存領域

バックアップ、テンプレート保存

NFS アプライアンス

マネージドNFSサービス

共有ストレージ、ファイル共有

オブジェクトストレージ

S3互換のオブジェクトストレージ

大容量データ保存、バックアップ

関連サービス

さくらのクラウドではマーケットプレイスにてセキュリティサービスを含むサードパーティー製品を多数提供しています。随時更新されているため、公式サイトを参照してください。

ストレージ移行計画のポイント

  1. 現行ストレージ構成の棚卸し

    • 使用容量、データ増加率の確認

    • アクセスパターン(I/O負荷)の確認

    • 共有要件の確認

  2. 移行先ストレージの選定

    • 要件に適したサービス・プランを選択

    • 将来の拡張を考慮した設計

  3. 移行方法の決定

    • ダウンタイム許容度に応じた方法を選択

    • 移行期間中のデータ整合性確保

  4. 移行後の運用設計

    • バックアップ方針の確立

    • 監視、アラート設定

    • 容量管理の運用