Tips:監視対象サーバのiptablesで接続を許可する
[更新: 2026年11月05日]
監視対象になっているホストで、シンプル監視がサービスを実行しているネットワークからの接続を許可する場合のiptablesの設定例を紹介します。iptablesは、Linuxのパケットフィルタです。ホストに届く通信を、ルールに従って許可したり拒否したりできます。
参考
上記のリンク先にもあるように、以下の例の<監視元ネットワークアドレス>には、いずれも27.133.139.32/28を指定します。
/etc/sysconfig/iptablesの記載例
/etc/sysconfig/iptablesは、iptablesのルールを記述するファイルです。Red Hat系のLinuxでは、サーバの起動時にこのファイルが読み込まれます。
シンプル監視サービスの監視サーバネットワークからのICMP通信とTCP80番ポートへの通信を許可する例
次に示すのは、シンプル監視サービスの監視サーバネットワークからのICMP通信とTCP80番ポートへの通信を許可する例です。
*filter
:INPUT DROP [0:0]
:FORWARD DROP [0:0]
:OUTPUT ACCEPT [44:6739]
-A INPUT -m state --state RELATED,ESTABLISHED -j ACCEPT
-A INPUT -s <監視元ネットワークアドレス> -p icmp -j ACCEPT
-A INPUT -s <監視元ネットワークアドレス> -p tcp -m tcp --dport 80 -j ACCEPT
-A INPUT -i lo -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m state --state NEW -m tcp --dport 22 -j ACCEPT
-A INPUT -j REJECT --reject-with icmp-host-prohibited
-A FORWARD -j REJECT --reject-with icmp-host-prohibited
COMMIT
iptablesコマンドによる設定例
iptablesコマンドを使うと、ファイルを編集せずに、動作中のサーバへルールを追加できます。
シンプル監視サービスの監視サーバネットワークからのPINGを許可する例
次に示すのは、シンプル監視サービスの監視サーバネットワークからのPINGを許可する例です。
# iptables -A INPUT -s <監視元ネットワークアドレス> -p icmp -j ACCEPT
任意のポート番号へのTCP監視を許可する例
次に示すのは、任意のポート番号へのTCP監視を許可する例です。
# iptables -A INPUT -s <監視元ネットワークアドレス> -p tcp -m tcp --dport <ポート番号> -j ACCEPT
上記に加えて、以下のようにINPUTチェインとFORWARDチェインのデフォルト動作をDROPにしておく必要があります。
# iptables -P INPUT DROP
# iptables -P FORWARD DROP
シンプル監視サービスの監視サーバネットワークからのみICMP通信とTCP80番ポートへの通信を許可する例
次に示すのは、シンプル監視サービスの監視サーバネットワークからのみICMP通信とTCP80番ポートへの通信を許可する例です。
# iptables -P INPUT DROP
# iptables -P FORWARD DROP
# iptables -A INPUT -s <監視元ネットワークアドレス> -p icmp -j ACCEPT
# iptables -A INPUT -s <監視元ネットワークアドレス> -p tcp -m tcp --dport 80 -j ACCEPT
# /etc/init.d/iptables save