シンプルMQの基本情報

[更新:2026年3月3日]

概要

「シンプルMQ」は、ソフトウェア同士を非同期に連携するために、ソフトウェアコンポーネント間でのデータを送受信できるマネージド型のメッセージキューサービスです。

機能説明

  • シンプルMQで作成したキューを使い、API呼び出しによってメッセージを送受信

  • キューからメッセージを受信する際は、キューが受信した時刻の古いメッセージから配信(※)

  • メッセージを受けて処理が完了した際には、メッセージを削除することで同一メッセージの再配信を防止

  • 処理に時間がかかる場合にはメッセージの可視性タイムアウトを延長し、他のサービスへ同じメッセージの配信を回避

  • モニタリングスイート連携を設定することで、ログやメトリクスの確認が可能

※可視性タイムアウト延長などにより、新しいメッセージが先に配信される場合もあります。

仕様・制限

仕様

詳細

配信方式

Pull型。キューがメッセージの受信リクエストを受けてメッセージを配信。

配信保証

At least once配信。各メッセージは少なくとも1回の配信が保証される。
(タイムアウトによる再配信などにより2回以上配信される場合がある。)

メッセージサイズ

最大256KB (Base64として表現する必要あり。)

キューの作成数の上限については、 リソース作成数上限のページ をご確認ください。

想定される利用シーン

シンプルMQはサービス間の連携を柔軟にし、効率的な処理を実現するために利用できます。
以下は具体的な利用シーンの例です。

例: ECサイトでのメールを非同期で送信する

時間やリソースがかかるタスクを非同期に処理することで、システムの応答性を向上させることができます。
例えばECサイトで注文を受けた際、受注確認メールの送信をその場で送ると購入完了画面の表示が遅くなります。
その場でメール送信処理するのではなく、シンプルMQを使ってメール送信のリクエストをキューに登録してレスポンスを返すことで、ユーザーへのレスポンスを迅速に返すことが可能です。

料金体系

料金については サービスサイト をご確認ください。

さくらのクラウド: シンプルMQ

用語集

本サービスで使用される主な用語と概念を説明します。

用語

意味

キュー

メッセージを送受信するデータの保存場所

メッセージ

キューを介してやり取りするデータ

可視性タイムアウト

処理の重複を防ぐために、キューから受信したメッセージを他の受信リクエストで配信しないようにしておく時間。
受信したあとメッセージ削除リクエストを送られないままこの秒数が経過すると、メッセージは再び受信可能となる。

未処理メッセージ保存期間

キューに登録されたメッセージがキューの中に保存される時間。
受信のリトライ回数に関わらず、その秒数が経過したメッセージは削除される。

モニタリングスイート連携機能

モニタリングスイート連携機能を利用することで、シンプルMQのログやメトリクスをモニタリングスイートにて確認することが可能になります。

利用方法

モニタリングスイート側でのユーザー領域でのログやメトリクスのストレージ作成が必要です。
加えて、連携サービスで「シンプルMQ」を選択したログもしくはメトリクスのルーティングを作成することで、ログやメトリクスの書き込みが行われるようになります。

モニタリングスイートの詳細については マニュアル をご参照ください。

サポート

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