オートスケール

[更新:2022年7月28日]

概要

オートスケール機能は、サーバに負荷が発生した際に対象サーバのスペックアップを行う「スケールアップ」と、台数を増やす「スケールアウト」の両方をご利用いただけます。サーバの負荷が解消されると、自動的にスケールダウンやスケールインが行われます。
サーバ負荷を検知するトリガーには アクティビティグラフ の「CPU TIME」を10分間隔で監視して利用しています。
※ 本機能には GitHub にて開発・公開しているオープンソース sacloud/autoscaler を使用しています。

追加・管理

コントロールパネル左側の「オートスケール」から新規追加や作成済みオートスケールの管理が可能です。

新規追加

事前準備

コントロールパネルからオートスケールの設定を行う前に、APIキーやオートスケールの対象となるサーバやエンハンスドロードバランサの準備が必要です。
本内容では例として、以下の構成でサーバとエンハンスドロードバランサの作成・設定を行っています。

  • 東京第2ゾーンと石狩第2ゾーンにサーバを作成する
  • サーバには「nginx」をインストールしてWebサイトを公開する
  • エンハンスドロードバランサを作成して実サーバを追加する
  • オートスケールをスケールアップ(垂直スケール)で設定する

オートスケール機能で使用するAPIキーを作成します。
※作成方法は「 APIキー 」をご確認ください。

APIキーの種類 リソース操作APIキー
アクセスレベル 作成・削除

東京第2ゾーンと石狩第2ゾーンにオートスケールの対象となるサーバを作成します。
※本構成例では作成したサーバに「nginx」をインストールしてWebサイトを公開しています。
※インストール方法については Auto Scale(オートスケール) をご参照ください。

スケールアップ(垂直スケール)の場合

ゾーン 東京第2ゾーン(tk1b) 石狩第2ゾーン(is1b)
名前 vscale-group-01 vscale-group-02
NIC 共有セグメント 共有セグメント

エンハンスドロードバランサを作成して、実サーバ(オートスケールの対象となるサーバ)を追加します。
※作成方法は「 エンハンスドロードバランサ 」をご確認ください。

名前 autoscale-lb

待ち受けポートを追加します。

オートスケールの作成

APIキー 事前に作成したAPIキーを選択します。
設定ファイル オートスケールの設定ファイルを入力します。設定例は以下をご参照ください。
監視対象が存在するゾーン オートスケールの監視対象のサーバが存在するゾーンを選択します。

例:スケールアップ(垂直スケール)の設定ファイル

resources:
  - type: Server
    selector:
      names: ["vscale-group"] #サーバ名のprefix
      zones: ["tk1b","is1b"] #オートスケール対象のサーバが存在するゾーン

    parent:
      type: ELB
      selector:
        names: ["autoscale-lb"] #エンハンスドLBの名前

    shutdown_force: false
    setup_grace_period: 90 #スケール後のバランサに戻す猶予時間

    plans:
      - name: smallest
        core: 1
        memory: 1
      - name: medium
        core: 3
        memory: 4
      - name: largest
        core: 8
        memory: 16

# オートスケーラーの動作設定
autoscaler:
  cooldown: 300

オートスケールの設定ファイルの詳細は sacloud/autoscalerのマニュアル をご覧ください。

なお、本機能では以下の設定は利用できません。

  • カスタムハンドラー設定
  • クールダウン期間(cooldown)以外のオートスケーラーの動作設定
  • さくらのクラウドAPI関連の設定
  • startup_scripts、ssh_keys、cloud_configでの外部ファイルの参照
監視対象のサーバ名のプリフィックス オートスケールの監視対象となるサーバ名のプリフィックス(接頭辞)を入力します。
性能アップするCPU使用率 任意の値を入力します。
性能ダウンするCPU使用率 任意の値を入力します。
名前 / 説明 / タグ / アイコン コントロールパネル上で表示するわかりやすい名前や説明の設定、タグ・ アイコン 機能による分類が可能です。

各項目を入力して「追加」をクリックします。

オートスケールの動作確認

「ApacheBench」コマンドを使用して、サーバに負荷を発生させることでオートスケールの動作を確認します。
確認方法の詳細につきましては Auto Scale(オートスケール) をご参照ください。