Windows ディスク修正

[更新: 2017年2月9日]

さくらのクラウドのWindows向けディスク修正機能に関する仕様解説ページです。

1. 概要

ディスクの修正機能は、サーバに接続するディスクの初期設定を行い、IPアドレスやログインアカウントのパスワードなどを設定、変更する機能です。Windows向けディスク修正機能は、コントロールパネルからWindowsのパブリックアーカイブを使用して「サーバの作成」を行った場合にのみ動作します。

以下の場合はWindows向けディスク修正機能は利用できません。

  • サーバをクローンする際
  • ディスクをコピーする際
  • ディスク単独で作成し、そのディスクをあとからサーバに接続した際
  • ディスクにOSを再インストールする際
  • 作成済みのディスクを異なるサーバに接続し直して、そのサーバに合わせた内容にディスクの修正を行う際

対応OS

Windows Serverの各バージョンです。

※本機能は弊社提供のパブリックアーカイブに対して動作保証をしております。

2. ディスク修正機能で設定可能な項目

  • IPアドレス
  • サブネットマスク
  • デフォルトゲートウェイ
  • 優先DNSサーバ ※注1
  • 代替DNSサーバ ※注1
画像ファイル

※注1 さくらのクラウドでは各リージョンごとに「このリージョンの推奨ネームサーバ」が2IP用意されています。優先DNSサーバには「このリージョンの推奨ネームサーバ」の1つめのIPアドレスが、代替DNSサーバには「このリージョンの推奨ネームサーバ」の2つめのIPアドレスが設定されます。

3. 利用方法

ディスク修正機能は以下の操作にて利用できます。

NICの接続先によって、コントロールパネルの挙動が変化します。

共有セグメントの場合

コントロールパネル上には入力フォームはありません。自動的に割り当てられたグローバルIPアドレス、ネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバの値が設定されます。

スイッチの場合

IPアドレス、ネットマスク、ゲートウェイの入力欄が表示されます。IPアドレスは手入力式です。

  • シンプルモード
画像ファイル
  • 通常の作成画面
画像ファイル

ルータ+スイッチの場合

IPアドレス、ネットマスク、ゲートウェイの入力欄が表示されます。IPアドレスはプルダウン式です。

・シンプルモード

画像ファイル

・通常の作成画面

画像ファイル