ストレージ

さくらのクラウドでは、データを保存する領域として各種ストレージサービスを提供しています。また、それぞれのストレージを便利に利用できる補助機能もお使いいただけます。詳細については個々のページを参照してください。

ディスク

サーバにアタッチ可能なブロックストレージデバイスとして機能します。ディスク種別ごとに、ハードディスクを使用しコストパフォーマンスに優れた「標準プラン」、I/O性能に優れる高速なSSDを使用した「SSDプラン」の2種類を用意し、さらにそれぞれをディスク容量で選択することができます。サーバには1台あたり最大3台のディスクを接続する事が可能です。

ディスク暗号化(β)

ディスクの内容を暗号化してストレージ装置内に保管する機能です。仮想化基盤内においてより一層の情報漏洩対策を行うことができます。

注釈

現在β(ベータ)期間として提供中となり、通常のサービスと異なる免責、保障が適用されます。詳細については以下のページ内をご確認ください。

アーカイブ

データの保管に適した保存領域です。アーカイブはサーバに接続する事はできませんが、同容量のディスクに比べて安価な利用料金となっています。ディスクからアーカイブにコピー、またはアーカイブからディスクにコピーする機能を備え、ディスクのバックアップなどの操作を簡単に行うことができます。また、FTP機能によりアーカイブ内のデータのアップロード/ダウンロードが可能です。

ISOイメージ

ISO9660フォーマットのディスクイメージを保存します。ディスクやアーカイブとの相互コピーは行えず、お客様側でFTPでアップロードすることで利用します。サーバ作成時にCDドライブへ挿入するディスクとして選択することが可能なため、ブータブルディスク形式のOSインストーラで独自にOSをインストールすることができます。

パブリックアーカイブ・パブリックISOイメージ

さくらのクラウドでは「パブリックアーカイブ」として各種OSが初期インストールされた状態のアーカイブを用意しており、お客様はサーバ作成時に任意のパブリックアーカイブをディスクのソースとして指定することで、面倒なインストール作業を行う事なくOSがブートする状態のサーバを作成することができます。

また、主要OSの開発元が配布するインストールCDイメージを格納した「パブリックISOイメージ」も用意しています。OSインストーラでの設定が必要となるディスクパーティションを独自に構成したい場合など、よりカスタマイズした状態でOSをご利用になりたい場合に便利です。

ディスク修正機能

サーバの新規作成時などアーカイブからディスクにコピーする際に、パブリックアーカイブに収録されたOSのネットワーク設定情報などを自動的に変更する機能です。この機能によりサーバのIPアドレスやホスト名、rootパスワードなどがコピー先のディスク内で設定された状態となるため、お客様側での面倒な設定変更を行うことなくすぐにサーバが利用可能となります。

ディスクマイグレーション機能

ストレージ機器の老朽化等などで、ディスクの収容先ストレージを別のストレージに移行する機能です。

参考