RAID監視

RAID監視について

さくらの専用サーバ PHY では弊社の監視システムでお客様サーバーのRAIDの正常性を監視しています。

監視システムからお客様サーバーのIPMI経由でRAID状態を取得しているため、
サーバーの電源が入っていれば監視が行える状態となっており、ローカルネットワークのみに接続されているサーバーやお客様持ち込みOSでも追加設定をすることなくRAID監視が可能となっています。

RAIDステータス

RAIDステータスはコントロールパネルの サーバー詳細画面 に表示されています。

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ここでは各ステータスの意味と必要な対応について記載します。

RAIDステータス

ステータス

説明

必要な対応

OK

正常な状態です。

対応を行う必要はありません。

Degraded

以下のような状態です。
・ 論理ボリュームを構成する物理ディスクの一部が故障している状態となっている。
・ 論理ボリュームを構成する物理ディスクがリビルド中である。
※リビルドの状況確認は RAID構成の操作 を参照してください。
故障を検知したストレージの交換を弊社で実施させていただきます。
監視システムで検知してから1日以内にご利用のアカウントに登録されているメールアドレスに
RAIDストレージ交換のご案内メールを弊社から送信させていただきます。
作業日程の調整のため、必要事項を記載の上返信をお願いいたします。

Failed

論理ボリュームが故障してデータにアクセスできない状態です。

故障を検知したストレージの交換を弊社で実施させていただきます。
監視システムで検知してから1日以内にご利用のアカウントに登録されているメールアドレスに
RAIDストレージ交換のご案内メールを弊社から送信させていただきます。
作業日程の調整のため、必要事項を記載の上返信をお願いいたします。

監視失敗

監視システムからRAID監視が行えていない状態です。

監視システムの不具合またはお客様サーバーのIPMI不具合の可能性があるため
カスタマーセンター へお問い合わせください。

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以下のような状態であることが考えられます。
・ サーバーの電源がオフになっている。
・ 論理ボリュームが存在しない。

意図した状態であれば、対応を行う必要はありません。