スイッチ, ルータ+スイッチとは

[更新: 2019年5月23日]

さくらのクラウドで提供する仮想ネットワーク機器の「スイッチ」と「ルータ+スイッチ」に関する情報です。

概要

「スイッチ」と「ルータ+スイッチ」は、さくらのクラウドの仮想ネットワークで動作する仮想的なスイッチやルータです。物理的なスイッチやルータなどの機器と同様、構築した仮想サーバ・仮想アプライアンスを相互にL2接続し、それに加えてルータ機能が付属する「ルータ+スイッチ」ではインターネット側回線とローカル側回線をルーティング(L3スイッチ)する機能も含みます。

「スイッチ」はインターネットから直接接続できないプライベートネットワーク用、「ルータ+スイッチ」はインターネットと直接接続されるグローバルネットワーク用です。

以下、それぞれの機能について説明します。

スイッチ

プライベートIPアドレスを利用したローカルネットワーク環境用のスイッチです。SSH接続用など管理用NICの接続、データベース用のサーバや NFSアプライアンス など、グローバルIPアドレス環境に晒す必要のないインターフェースや機器同士の相互接続に最適です。また VPCルータ では内部ネットワーク用として、 ブリッジ接続 ではゾーン間L2接続用としてこの「スイッチ」を作成し配下の機器接続用に使用します。

注釈

VPC(Virtual Private Cloud)とは、クラウド上に構築した仮想ネットワークとお客様の手元にあるプライベートネットワークをVPN(仮想プライベートネットワーク)接続し、クラウド上のリソースをあたかもプライベートネットワーク内の設備の一部として使用できるようにするネットワークです。

ルータ+スイッチ

サーバをインターネットに接続する場合、1個のグローバルIPアドレスが割り当てられる最大100Mbpsの帯域を持つ共有セグメントへの接続と、複数のグローバルIPアドレスがブロック単位で割り当てられるルータ+スイッチへの接続のいずれかが選択可能です。ルータ+スイッチに接続する場合、100Mbps以上の接続帯域(最大5000Mbps)が選択可能な他、 IPv6アドレス割り当て機能スタティックルート機能 などより多彩な機能が使用可能です。

「スイッチ」と「ルータ+スイッチ」の違い

「スイッチ」はプライベートネットワークのL2接続用、「ルータ+スイッチ」はスイッチに加えてルータ機能や複数IPアドレスが付属したものです。以下に表としてまとめます。

名称 スイッチ ルータ+スイッチ
役割 LAN内で使用するL2スイッチ インターネット回線とグローバルIPがバンドルされたL3スイッチ
用途 ローカルネットワーク用 インターネット接続用
オプション設定機能 特に設定項目なし スタティックルート機能 ( ネクストホップ 設定可)
割り当てIPアドレスブロックのDNS逆引き設定
IPv6アドレス の割り当て
構成例

提供価格

提供料金についてはサービスサイトを参照ください。

ご利用の手順

作成方法や各種オプション設定などの手順については スイッチ, ルータ+スイッチの作成・削除 を参照ください。

注意事項

スイッチ

  • ローカルIPアドレスのみを持つサーバーがインターネット通信を行うためには、別途VPCルータが必要になります。

ルータ+スイッチ

  • IPアドレスの/25、/24のお申込みの際には別途 お申し込み方法の変更 をご参照ください。
  • 追加されるIPアドレスのうち、ネットワークアドレスに1個、ブロードキャストアドレスに1個、ゲートウェイアドレスに3個(ゲートウェイアドレスのIPアドレス1個に加え、冗長化のため内部的に2個のIPアドレスを使用)の計5個が使用されるため、サーバーに割り当て可能なIPアドレス数は「追加IPアドレス数-5個」となります。
  • スタティックルートで追加したIPアドレスについては、全てのIPアドレスをお客様側で利用することが可能です。ただし、サーバでルーティングする場合にネットワークアドレスに1個、ブロードキャストアドレスに1個使用されるなど、ネットワーク構成によってはサーバに割り当て可能なIPアドレス数が追加したIPアドレス数より少なくなる場合があります。
  • グローバルIPアドレスは月額料金のみで、日割料金および時間割料金の設定はありません。
  • 帯域を変更されても、グローバルIPアドレスは変更されません。帯域変更前と同じグローバルIPアドレスを引き続きご利用いただけます。
  • 帯域変更されても、通信断は特に発生いたしませんが、瞬断が発生する可能性がございますため、影響の少ない時間帯などで実施くださいますようお願いいたします。

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