よくある質問と回答:VPNルータ
[更新:2026年7月24日]
仕様・制限について
VPNルータ障害時の復旧時間はどのぐらいですか?
環境により異なりますが、目安として以下のとおりとなります。
・サイト間VPN |
・プレミアム/ハイスペックプラン: 1分程度(セッションが再確立し通信が復旧するまで) |
・NAT |
・プレミアム/ハイスペックプラン: 15秒程度(待機側への切替が完了するまで) |
VPNルータの性能目安はどのぐらいですか?
各プランごとに相違のある機能・仕様 を参照ください
VPC内部に仮想サーバを使用してセグメント分けされている際にサイト間VPNにて通信させることは可能ですか?
以下の記事をご参照ください。
サイト間VPNの接続一覧画面で、状態が「UP」となっている場合の詳細を教えてください。
対向側のサイトとのIPSec SAが確立し、セッションが正常である状態です。
ヘアピンNAT(NATループバック)には対応していますか?
対応しています。
サイト間VPN接続拠点とWireGaurd接続拠点間の通信を、VPNルータにて折返し中継できますか?
可能です。
トラブルシューティング
VPNルータを冗長化構成で構築したが、障害時に正常に切り替わりませんでした。
同一スイッチ上でVRRPを使用するリソースを複数動作させた場合、VRIDが重複していると障害発生時の切り替えがうまく行われない可能性があります。詳細については こちらのFAQ を参照ください。
また、障害状況によっては冗長化構成が正常に切り替わらない可能性もあります。その際は手動にてVPNルータの再起動を行なってください。
VPNルータのサイト間VPN機能で複数の対向Prefixを設定した場合、一部のPrefixで通信できないことがあります。改善する方法はありますか?
お客様サイト側VPN機器とのIPsec IKEの相性により、複数の対向Prefixを設定した場合に通信が不安定となる場合があります。その際はPrefixを1つに集約して設定することで改善する可能性があります。
集約例:対向Prefixが「192.168.0.0/24」と「192.168.1.0/24」→「192.168.0.0/23」を設定
また、特殊タグ「@sitetosite-use-vti」をVPNルータに設定することで事象が改善する場合があります。詳しくは「 サイト間VPN設定 」ページ内「3. 特殊タグについて」の項目を参照ください。
VPNルータのリモートアクセス機能でL2TP/IPsec接続をした場合、複数クライアントから接続ができないことがあります。改善する方法はありますか?
複数クライアントから接続できない場合、以下の点をご確認ください。
複数クライアントが同一ユーザ名で接続しようとしていないか。
また、NATルータ配下の端末からVPNルータに対しL2TP/IPsec接続をするとき、一部ルータで確認が必要なケースがあります。
とくに、複数クライアントから接続できない場合はご利用のルータの以下の点についてご確認ください。
ご利用のルータが複数のVPNセッションをサポートしているかご確認ください。
※一部ルータでは複数のVPNセッションをサポートしていないことがあります。ご利用のルータで「IPsecパススルー」や「VPNパススルー」といった設定項目のON/OFFをお試しください。
クライアントとしてWindowsをご利用の場合には、NAT環境下でL2TP/IPsec接続が確立できる設定となっているかどうかも併せてご確認ください。
YAMAHA製ルータとのサイト間VPNがうまくいきません。
以下の記事をご参照ください。
NAT環境内にあるWindowsからVPNルータへL2TP/IPsec接続すると切断されてしまう場合があります。
お客様が構築した環境がこの条件に当てはまる場合、確立されたVPNセッションが切断されてしまう状況が発生することを確認しています。その場合は一度VPNルータを再起動する、それでも改善しな場合はPPTPでのご利用をお願いします。また、お客様拠点に対応ルータがあり、サイト間VPN接続機能をご利用いただける場合はWindowsクライアントのVPN接続に起因する問題を回避することが可能です。