オブジェクトストレージのAPI

[更新日:2022年3月16日]

API経由でのご利用について

オブジェクトストレージでは、利用形態や操作可能な範囲に合わせて「さくらのオブジェクトストレージAPI」と「Amazon S3互換API」の2つの種類のAPIを備えています。

  さくらのオブジェクトストレージAPI Amazon S3互換API
操作方法 さくらのクラウドのAPIキー バケット作成時に発行されるアクセスキー
操作可能な範囲 バケットの新規作成などを含むさくらの
オブジェクトストレージコントロールパネルと同様の操作全般
作成済みバケット/オブジェクトの操作
Amazon S3互換クライアントでの使用 不可 独自のエンドポイント/アクセスキーが設定可能であれば利用可能
API一覧 さくらのオブジェクトストレージAPI Amazon S3互換API

Amazon S3互換API

オブジェクトストレージで使用できるAmazon S3互換APIは以下の通りです。

API名 概要
GET Service バケットのリストを取得する
GET Bucket (List Objects) Version 1 オブジェクトの一覧を取得する
GET Bucket (List Objects) Version 2 オブジェクトの一覧を取得する
PUT Bucket Versioning バケットのバージョニング機能を設定する
GET Bucket Versioning バケットのバージョニング機能の状態を取得する
GET Bucket Location バケットのロケーション(リージョン情報)を取得する
GET Bucket Object Versions オブジェクトの一覧をバージョン情報を含めて取得する
HEAD Bucket バケットの存在とアクセス可能かを確認する
PUT Bucket ACL バケットのACLを設定する
GET Bucket ACL バケットのACLを取得する
List Multipart Uploads Activeな MultipartUploadの一覧を取得する
PUT Bucket CORS CORSの設定をする
GET Bucket CORS CORSの設定状況を取得する
DELETE Bucket CORS CORSの設定を削除する
DELETE Object オブジェクトを削除する
DELETE Object Tagging オブジェクトに設定されたタグを削除する
Multi-Object Delete 複数のオブジェクトをまとめて削除する
GET Object オブジェクトを取得する
GET Object Tagging オブジェクトに設定されたタグを取得する
GET Object ACL オブジェクトに設定されたACLを取得する
HEAD Object オブジェクトの情報を取得する
PUT Object オブジェクトをアップロード(作成)する
※ユーザー定義オブジェクトメタデータ設定可
PUT Object Tagging オブジェクトにタグを設定する
PUT Object ACL オブジェクトにACLを設定する
PUT Object - Copy 同一バケット内 または 異なるバケットからオブジェクトをコピーする
Initiate Multipart Upload MultipartUploadの初期化をおこなう
Upload Part MultipartUploadの パーツをアップロードする
Upload Part - Copy MultipartUploadを使用して同一バケット内 または 異なるバケットからオブジェクトをコピーする
Complete Multipart Upload MultipartUploadを完了させてオブジェクトを完成させる
Abort Multipart Upload MultipartUploadを中断させてセッション情報の削除、アップロード済みのパーツの削除をおこなう
List Parts MultipartUploadでアップロード済みのパーツの一覧を取得する
GET presign 署名付きURLを作成する