オブジェクトストレージのAPI
[更新日:2025年02月04日]
API経由でのご利用について
オブジェクトストレージでは、利用形態や操作可能な範囲に合わせて「さくらのオブジェクトストレージAPI」と「Amazon S3互換API」の2つの種類のAPIを備えています。
さくらのオブジェクトストレージAPI |
Amazon S3互換API |
|
---|---|---|
操作方法 |
バケット作成時に発行されるアクセスキー |
|
操作可能な範囲 |
バケットの新規作成などを含むさくらの |
作成済みバケット/オブジェクトの操作 |
Amazon S3互換クライアントでの使用 |
不可 |
独自のエンドポイント/アクセスキーが設定可能であれば利用可能 |
API一覧 |
さくらのオブジェクトストレージAPI
APIの一覧は さくらのオブジェクトストレージAPI のページを参照ください。
Amazon S3互換API
オブジェクトストレージで使用できるAmazon S3互換APIは以下の通りです。
重要
一部バージョンの AWS CLI および AWS SDK において、オブジェクトストレージが正常に利用できないことを確認しています。
詳細は以下のさくらのクラウドニュースをご確認ください。
API名 |
概要 |
GET Service |
バケットのリストを取得する |
GET Bucket (List Objects) Version 1 |
オブジェクトの一覧を取得する |
GET Bucket (List Objects) Version 2 |
オブジェクトの一覧を取得する |
PUT Bucket Versioning |
バケットのバージョニング機能を設定する |
GET Bucket Versioning |
バケットのバージョニング機能の状態を取得する |
GET Bucket Location |
バケットのロケーション(リージョン情報)を取得する |
GET Bucket Object Versions |
オブジェクトの一覧をバージョン情報を含めて取得する |
HEAD Bucket |
バケットの存在とアクセス可能かを確認する |
PUT Bucket ACL |
バケットのACLを設定する |
GET Bucket ACL |
バケットのACLを取得する |
List Multipart Uploads |
Activeな MultipartUploadの一覧を取得する |
PUT Bucket CORS |
CORSの設定をする |
GET Bucket CORS |
CORSの設定状況を取得する |
DELETE Bucket CORS |
CORSの設定を削除する |
DELETE Object |
オブジェクトを削除する |
DELETE Object Tagging |
オブジェクトに設定されたタグを削除する |
Multi-Object Delete |
複数のオブジェクトをまとめて削除する |
GET Object |
オブジェクトを取得する |
GET Object Tagging |
オブジェクトに設定されたタグを取得する |
GET Object ACL |
オブジェクトに設定されたACLを取得する |
HEAD Object |
オブジェクトの情報を取得する |
PUT Object |
オブジェクトをアップロード(作成)する |
PUT Object Tagging |
オブジェクトにタグを設定する |
PUT Object ACL |
オブジェクトにACLを設定する |
PUT Object - Copy |
同一バケット内 または 異なるバケットからオブジェクトをコピーする |
Initiate Multipart Upload |
MultipartUploadの初期化をおこなう |
Upload Part |
MultipartUploadの パーツをアップロードする |
Upload Part - Copy |
MultipartUploadを使用して同一バケット内 または 異なるバケットからオブジェクトをコピーする |
Complete Multipart Upload |
MultipartUploadを完了させてオブジェクトを完成させる |
Abort Multipart Upload |
MultipartUploadを中断させてセッション情報の削除、アップロード済みのパーツの削除をおこなう |
List Parts |
MultipartUploadでアップロード済みのパーツの一覧を取得する |
GET presign |
署名付きURLを作成する |