データベース 専有ストレージ

[更新: 2025年11月27日]

さくらのクラウドが提供するデータベースを専有ストレージにて利用する際の説明ページです。

概要

解説図

専有ストレージは、物理的なストレージ筐体を占有できる高性能なストレージサービスです。 最大IOPS 50,000および1GB/sのスループットに対応し、共有環境では実現しづらい安定したI/O性能を提供します。

注意

本サービスは、「専有ホスト(専有ストレージ用)」と組み合わせて利用することを前提としており、他の仮想サーバーやホストへは利用できません。 本サービスは、「専有ホスト(専有ストレージ用)」と「専有ストレージ」と同一の内容にはなりますが、スナップショット機能、オンライン拡張機能は2025年11月時点では提供していません。 データベースを作成し、収容していただくことが可能ですが、データベースを通常のホストサーバに移動したり、収容しなおすことはできません。

特徴

  • ストレージ筐体を専有することで、他ユーザーとリソースを共有せずに安定したI/O性能を提供します。

  • 最大IOPS 50,000および1GB/sのスループットに対応しており、高負荷ワークロードにも対応可能です。

  • ご利用には「専有ホスト(専有ストレージ用)」の別途契約が必要です。詳細は 専有ホスト を参照してください。

価格

価格については 専有ストレージ_サービスサイト を参照ください。

注釈

東京第2ゾーンのみの提供となります。


サービス仕様

詳細仕様

最大ストレージ容量

32TB

最大ディスクサイズ

16TB(1ディスクあたり)

最大ディスク作成数

500

最大IOPS

50,000

最大スループット

1GB/s

提供ゾーン

東京第2ゾーン

提供プラン

  • 通常プランと同じVMディスクサイズが作成可能です。詳しくは、「提供プラン データベース -冗長化オプションなし 」をご確認ください。

  • また、専有ホスト専用のプランとして64Core-512GB/16TBプランの作成が可能です。

プラン名

スペック

ディスクサイズ

16TBプラン

64コア512GBメモリ

16000GB

  • 各プランは実容量と同じ分のバックアップ領域の容量を消費します。
    ※例えば16TBプランの場合、16TBのバックアップ領域が消費されるため、全体で32TB確保されます。

各種パラメータの設定、ネットワーク制限、バックアップ、ネットワーク接続先などは データベース と同様の仕様になります。

注釈

専有ホストを複数台構成でご利用希望の場合は、 お問い合わせ よりご連絡ください。
在庫状況やラック収容状況などの理由により、ご希望に添えない場合や、ご提供までにお時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

注意

IOPSおよびスループットの最大値は専有ストレージ全体に対するものであり、個々のデータベースに対してその性能が保証されるものではありません。 複数データベース、ディスク利用時は、性能が分散されるため、単一ディスクあたりのI/O性能は低下する場合があります。

課金の仕組み

  • 月額固定料金のみでの提供となります。

  • 「専有ストレージ」契約と同時に課金開始となります。(データベースアプライアンスの作成有無は問わない)

  • 専有ストレージ内で作成された、データベースアプライアンスには課金されません。

  • 「専有ホスト(専有ストレージ用)」内に作成されたデータベースアプライアンスは課金されません。

  • 「専有ホスト(専有ストレージ用)」は別途契約が必要となります。詳細は 専有ホスト をご参照ください。


ご利用方法

事前申し込み

ご利用前に当社にて審査を実施し、審査結果につきましてはご契約者様へメールにてご連絡を行っております。 審査の結果、「専有ストレージ」の提供をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承ください。 ※審査には5営業日程度かかる場合がございます。

  • コントロールパネルの右上の「オプション」を選択し、左側の「エクストラサービス」を選択ください。

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  • 右上の「追加」ボタンをクリックし、サービスの中から「専有ストレージ」を選択し、お申し込みください。

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専有ストレージの作成

  1. コントロールパネル上で「オプション」の中から「専有ストレージ」を選択し、右上の「追加」ボタンからリソースを作成します。

  1. リソースが作成されたことを確認します。

  1. 作成されたリソースを選択すると、利用状況を確認することができます。

データベースの作成

データベースの作成の際に、「専有ホスト/専有ストレージ指定」にチェックを入れることで、専有ストレージ内に収容が可能となります。

  • 「データベース追加」からの作成画面

  • 「作成後のデータベース情報タブ画面。プラン欄には、対応する専有ストレージの名称が表示されます。

データベースの作成における操作方法については、 ディスクの作成/削除/変更 をご参照ください。

注意事項

  • 本サービスは、「専有ホスト(専有ストレージ用)」と組み合わせて利用することを前提としており、他の仮想サーバーやホストへは利用できません。

  • 本サービスは、「専有ホスト(専有ストレージ用)」と「専有ストレージ」と同一の内容にはなりますが、スナップショット機能、オンライン拡張機能は2025年11月時点では提供していません。

  • データベースを作成し、収容していただくことが可能ですが、データベースを通常のホストサーバに移動したり、収容しなおすことはできません。