DHCP設定

[更新: 2017年11月9日]

VPCルータのDHCP機能の設定方法についての説明です。

1. DHCP機能の概要

DHCP機能は、プライベート側(VPCネットワーク側)のサーバにDHCPプロトコルを使用して自動的にネットワーク設定を行うことができる機能です。

VPCルータではプライベートインターフェースごとにDHCPサーバを動作させることができます。また、スタティックマッピング機能を利用することにより、特定のMACアドレスのサーバに固定的にIPアドレスを割り当てることが可能です。

2. DHCPサーバの有効化

設定したいVPCルータの設定画面より、「DHCP」タブ→「DHCPサーバ」タブを選択します。DHCPサーバが有効化されているインターフェースの一覧が表示されるので、新たにDHCPサーバを有効化したいインターフェースを追加する場合は「追加」ボタンをクリックします。

DHCPサーバ設定画面が表示されるので、各設定項目に情報を入力します。

対象インターフェース DHCPサーバを有効化したいプライベートネットワーク側(VPCネットワーク側)インターフェースを選択
動的割り当て範囲(開始) DHCPサーバが割り当てるIPアドレス範囲の開始IPアドレスを入力
動的割り当て範囲(終了) DHCPサーバが割り当てるIPアドレス範囲の終了IPアドレスを入力
DNSサーバ DHCPサーバが割り当てるDNSサーバのIPアドレスを入力(複数個入力可)

※DNSサーバ以外は入力必須項目となります(DNSサーバが空欄の場合、弊社が提供するDNSサーバ「133.242.0.3」、「133.242.0.4」が適用されます)

設定が完了するとリストに追加されます。作成済みのエントリはリスト右側の鉛筆アイコンで編集、削除アイコンで消去が行えます。

※DHCPサーバ設定の追加・変更・削除を行った場合、「反映」ボタンをクリックしVPCルータ側への設定反映が必要となります(VPCルータが起動状態の場合でも、電源をシャットダウンすることなく「反映」ボタンのクリックで設定が反映されます)。

3. スタティックマッピング設定

設定したいVPCルータの設定画面より、「DHCP」タブ→「スタティック割当」タブを選択します。DHCPサーバが有効化されているインターフェースの一覧が表示されるので、新たにDHCPサーバを有効化したいインターフェースを追加する場合は「追加」ボタンをクリックします。

スタティック割当画面が表示されるので、各設定項目に情報を入力します。

MACアドレス スタティックマッピング対象となる仮想サーバのMACアドレス
割当IPアドレス 「MACアドレス」欄で指定した仮想サーバに割り当てるIPアドレス

※いずれも入力必須項目となります
※DHCPサーバが有効化されているすべてのインターフェースで共通の設定となります
※最大100エントリまで設定が可能です

設定が完了するとリストに追加されます。作成済みのエントリはリスト右側の鉛筆アイコンで編集、削除アイコンで消去が行えます。

※DHCPサーバ設定の追加・変更・削除を行った場合、「反映」ボタンをクリックしVPCルータ側への設定反映が必要となります(VPCルータが起動状態の場合でも、電源をシャットダウンすることなく「反映」ボタンのクリックで設定が反映されます)。

[参考] サーバ側の設定方法

参考情報として、CentOS系のOSでDHCPサーバからのネットワーク設定を行う方法は以下の通りです。

1. ネットワーク設定ファイルを編集

DHCPからのネットワーク設定を行いたいインターフェースのネットワーク設定ファイルを編集し、DHCPからネットワーク情報を取得するようにします。

eth0インタフェースの場合は/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0ファイルを以下のように編集します。

DEVICE=eth0
BOOTPROTO=dhcp

2. ネットワークサービスを再起動

ネットワークサービスを再起動し、DHCPサーバからネットワーク情報を取得します。

# service network restart

※これまでのネットワーク設定が変更されるため、SSHなどで接続している場合は接続ができなくなる場合があります