NAT設定

[更新: 2014年7月15日]

VPCルータのNAT機能の設定方法についての説明です。

1. NAT機能の概要

VPCルータでは、以下のNAT機能に対応しています。

  • IPマスカレード(Forward NAT)
  • ポートフォワーディング(Reverse NAT)
  • スタティックNAT(1:1NAT)

※スタティックNATはプレミアムプラン/ハイスペックプランのみの機能となります

2. IPマスカレード(Forward NAT)

IPマスカレードは、プライベートアドレスが付与されたサーバからのインターネット向け通信を実現する機能です。

スタンダードプランではグローバルインターフェースに割り当てられたIPアドレスに、プレミアムプラン/ハイスペックプランではグローバルインターフェースに設定した仮想IPアドレスにアドレス変換されます。

なお、この機能はVPCルータの起動と同時にデフォルトで動作する状態となります。コントロールパネルでの設定項目は特にありません。また、機能を停止することはできません。

3. ポートフォワーディング(Reverse NAT)

ポートフォワーディングは、VPCルータのグローバルIPアドレスの特定のポートに着信した通信を、プライベートアドレスが付与されたサーバの特定のポートに転送する機能です。

設定したいVPCルータの設定画面より、「NAT」タブ→「ポートフォワーディング」タブを選択します。設定されているスタティックNATのリストが表示されるので、新たに追加する場合は「追加」ボタンをクリックします。

ポートフォワーディング追加設定画面が表示されるので、各設定項目に情報を入力します。

プロトコル ポートフォワーディング対象パケットのプロトコルをTCPまたはUDPから選択
グローバル側ポート番号 ポートフォワーディング対象パケットのグローバルネットワーク側ポート番号を、1〜65535の範囲の整数で入力
プライベート側IPアドレス プライベートネットワーク(VPCネットワーク)側のIPアドレスを入力
プライベート側ポート番号 プライベートネットワーク(VPCネットワーク)側のポート番号を、1〜65535の範囲の整数で入力

※いずれも入力必須項目となります

設定が完了するとリストに追加されます。作成済みのエントリはリスト右側の鉛筆アイコンで編集、削除アイコンで消去が行えます。

※ポートフォワーディング設定の追加・変更・削除を行った場合、「反映」ボタンをクリックしVPCルータ側への設定反映が必要となります(VPCルータが起動状態の場合でも、電源をシャットダウンすることなく「反映」ボタンのクリックで設定が反映されます)。

4. スタティックNAT(1:1NAT) [プレミアムプラン/ハイスペックプラン]

※本機能はプレミアムプラン/ハイスペックプランでご利用になれます

スタティックNATは、グローバルインターフェースのIPエイリアスとして設定したグローバルIPアドレスに着信した通信を、指定したプライベートIPアドレスのサーバに転送する機能です。 また、指定したプライベートIPアドレスからのインターネット向け通信のソースIPアドレスを、指定したグローバルIPアドレスに変換します。

設定したいVPCルータの設定画面より、「NAT」タブ→「スタティックNAT」タブを選択します。設定されているスタティックNATのリストが表示されるので、新たに追加する場合は「追加」ボタンをクリックします。

スタティックNAT追加設定画面が表示されるので、各設定項目に情報を入力します。

グローバル側IPアドレス スタティックNAT対象となるグローバルネットワーク側IPアドレスをIPアドレスエイリアスから選択(※1)
プライベート側IPアドレス スタティックNAT対象となるプライベートネットワーク(VPCネットワーク)側IPアドレスを入力

※いずれも入力必須項目となります

※1 IPアドレスエイリアス設定については インターフェース設定 の「 3. グローバルネットワーク側インターフェースの設定 」を参照してください

設定が完了するとリストに追加されます。作成済みのエントリはリスト右側の鉛筆アイコンで編集、削除アイコンで消去が行えます。

※スタティックNAT設定の追加・変更・削除を行った場合、「反映」ボタンをクリックしVPCルータ側への設定反映が必要となります(VPCルータが起動状態の場合でも、電源をシャットダウンすることなく「反映」ボタンのクリックで設定が反映されます)。