新規作成

[更新: 2020年6月26日]

VPCルータを新規に作成後、最低限必要な設定を行い、使用を開始するまでの流れを説明します。

作成前の準備

VPCルータが接続可能な上流側回線や利用可能な機能、性能値は各プランごとに異なります。構成するVPCネットワークの規模などに応じ、必要なプランを決定します。

  グローバルネットワーク
(上流側)
VPCネットワーク
(下流側)
スタンダードプラン 共有セグメント スイッチ
プレミアムプラン ルータ+スイッチ スイッチ
ハイスペックプラン ルータ+スイッチ スイッチ

※VPCルータの接続に必要となるサーバやスイッチの作成手順については以下を参照してください。

コントロールパネルからの新規作成

さくらのクラウドコントロールパネルより新規にVPCルータを作成します。

コントロールパネルの左側メニューより「VPCルータ」を選択します。すでに作成済みのVPCルータが存在する場合はこの画面内にリストが表示されます。

新たに作成する場合は「追加」ボタンをクリックします。

VPCルータの新規作成画面が表示されます。

プラン

「プラン」の項目では、作成したいプランに応じ「スタンダード」、「プレミアム」、「ハイスペック」のいずれかのボタンを選択します(各プランごとの詳細については 各プランごとに相違のある機能・仕様 を参照ください)。

接続先ルータ+スイッチ・仮想/物理IPアドレス

「プレミアム」「ハイスペック」を選択すると、「スタンダード」で表示される「名前」、「説明」の入力フォームのほか、接続先となる上流側ルータ+スイッチ選択画面とVRID指定フォームが追加で表示されます。

「接続先ルータ+スイッチ」のポップアップメニューでは、VPCルータの上流側として接続したい作成済みのルータ+スイッチを選択、または新規作成を行います。選択後、VPCルータに設定する「仮想IPアドレス」、「物理IPアドレス1」、「物理IPアドレス2」の選択メニューが表示されるので、ルータ+スイッチに割り当てのIPアドレスからそれぞれ指定します。

バージョン

作成したいVPCルータのバージョンを選択します。各バージョンごとに機能の差異はありませんが、より最新のバージョンでは動作の安定性が向上します。

注意

現在「バージョン2」は有償ベータ版としての提供となります。サイト間VPN機能使用時の対向VPN機器の接続性など一部動作確認中の項目があるため、不具合が生じる場合があります。

インターネット接続

VPCルータのインターネット側への接続の有無を選択することができます。ローカル内でルーティングを行う場合など、インターネットと切り離された状態でネットワークを作成したい場合は無効を選択することで安全な環境で構築できます。

作成時の設定が完了したら、「作成」ボタンをクリックすることでVPCルータが作成されます。作成時に指定した各項目は後ほど変更することが可能です。

※上流側インターフェースを未接続のままでVPCルータを作成することはできません。
※作成ボタンクリック後、VPCルータが利用可能状態になるまで数分程度かかります。下図のように一覧画面のステータス欄が「コピー中」の場合は完了までしばらくお待ちください。

インターフェース設定

VPCルータ作成後、下流側(さくらのクラウド上にあるVPCネットワーク側)への接続設定が必要となります。

詳細については インターフェース設定 のページを参照ください。

VPCネットワーク側の機器の設定

VPCルータの下流側として設定されたスイッチに接続されるサーバ等に適切なネットワークを行います(すでにVPCネットワーク構築時に設定済みであり、VPCルータ作成時にそれらのネットワーク情報に合わせて設定済みの場合は不要です)。

また、VPCルータのDHCP機能を使用することで自動的にネットワーク設定を行うことも可能です。

設定内容の反映・VPC起動

設定が完了したら「反映」ボタンをクリックし、VPCルータ側に設定を保存します。

※以後も、VPCルータの設定を変更するたびに「反映」ボタンをクリックして設定内容をVPCルータに反映させる必要があります(電源が投入された状態でも可能です)

また、VPCルータの作成後はシャットダウンされた状態となります。シャットダウンされている場合は電源操作メニューより電源を投入し、VPCルータを起動します。

syslogサーバの設定

VPCルータのログをsyslogサーバへ転送することができます。 VPCルータ詳細画面の「情報」タブで「編集」ボタンをクリックします。

「syslogサーバ」欄に、syslogサーバのIPアドレスを入力します。

転送されるログに設定されるファシリティは以下の通りです。

VPCルータ バージョン ファシリティ
バージョン1 authprivkern
バージョン2 daemonkern

注釈

・転送されるログの内容はコントロールパネルで閲覧可能なログと同一の内容です。
・syslogサーバはお客様にてご用意いただく必要がございます。

設定ファイルのインポート・エクスポート

VPCルータ画面右上の「設定ファイル」メニューより、表示中のVPCルータの設定をJSON形式でエクスポートして保管やバックアップ、または別のVPCルータからエクスポートした設定をインポートして同じ設定内容を復元することができます。

「インポート」を選択した場合はローカルのPCよりエクスポート済みのJSONファイル選択、「エクスポート」を選択した場合はエクスポートしたいデータを選択して「エクスポート」ボタンをクリックするとローカルPCにダウンロードすることが可能です。