インターフェース設定

[更新: 2022年3月24日]

VPCルータのインターフェース設定についての説明です。

1. 概要

VPCルータには、グローバルネットワーク接続用インターフェースと、VPCネットワーク接続用インターフェースの2種類のインターフェースが搭載されています。

それぞれのインターフェースの接続先はプランごとに異なります。

  グローバルネットワーク側
インターフェース
VPCネットワーク側
インターフェース
スタンダードプラン 共有セグメント(最大1箇所) スイッチ(最大7個)
プレミアムプラン ルータ+スイッチ(最大1箇所) スイッチ(最大7個)
ハイスペックプラン ルータ+スイッチ(最大1箇所) スイッチ(最大7個)

※上記の表以外の組み合わせ(プレミアムプランで共有セグメントに接続するなど)を設定することはできません

2. インターフェース設定画面

左側のサイドメニューより「VPCルータ」を選択すると、作成済みのVPCルータ一覧が表示されます。ここで、リスト上より設定したいVPCルータをダブルクリックします。

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VPCルータの設定画面が表示されるので、「インターフェース」タブをクリックします。

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インターフェース設定画面では、VPCルータが備えるインターフェース8個の接続状況が表示されます。各インターフェースの設定は、リスト右側の鉛筆アイコンをクリックします。

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また、鉛筆アイコン右側の赤い×アイコンをクリックすることで、そのインターフェースへの設定が削除され、スイッチが未接続の初期状態となります(インターフェース自体は削除されません)。

※設定後は「反映」ボタンをクリックし、VPCルータ側への設定内容の反映をする必要があります

3. グローバルネットワーク側インターフェースの設定

グローバルネットワーク側のインターフェースはVPCルータの新規作成時に設定されますが、以下の手順で変更することが可能です。

スタンダードプラン

スタンダードプランでは、VPCルータ作成後にグローバルネットワーク側インターフェースの設定変更を行うことはできません。

プレミアムプラン/ハイスペックプラン

インターフェース設定画面に表示されるリストの一番上がグローバルネットワーク接続側インターフェースとなります。この行の右側に表示される鉛筆アイコンをクリックすることで、VPCルータ作成時に指定した接続先スイッチや各IPアドレス情報を再設定することが可能です。

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「IPエイリアス」欄には複数のIPアドレスを入力することが可能です(最大19個まで)。1個のIPアドレスを入力後、エンターキーによりリストに追加されます。リストからの削除は各IPアドレス右側の「×」アイコンをクリックすることで削除されます。

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4. VPCネットワーク側インターフェースの設定

VPCルータを作成したのみの段階ではプライベートインターフェース側に何も接続されていない状態なので、設定したいインターフェース右側の鉛筆アイコンをクリックし、インターフェース設定画面を表示します。

スタンダードプランの設定

「スイッチ」選択メニューよりVPCネットワーク側となるスイッチを選択し、「IPアドレス」と「プリフィックス」を指定します。

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※プリフィックスに設定可能なIPアドレス範囲は/16~/29となります

プレミアムプラン/ハイスペックプランの設定

「スイッチ」選択メニューよりVPCネットワーク側となるスイッチを選択します。また、「仮想IPアドレス」、「物理IPアドレス1」、「物理IPアドレス2」を入力します。またこれらネットワークのサブネットマスクを「プリフィックス」より指定します。

画像ファイル

※プリフィックスに設定可能なIPアドレス範囲は/16~/29となります