コントロールパネルとOS内の設定の違い

[更新:2026年10月14日]

さくらのVPSの設定には、コントロールパネルで行うものと、サーバーにログインしてOS内で行うものがあります。
本文書では、どちらで設定するか迷いやすい項目を一覧にまとめています。

基本の考え方

設定する場所

主な内容

コントロールパネル

サーバーの電源操作、コンソールの表示、
OSの再インストール、スケールアップなど、
サーバー本体の外側から行う操作と、
パケットフィルターなどの通信の制限を設定します。

OS内

サーバーにSSHやコンソールでログインして、
お客様ご自身で設定します。
ユーザーやパスワード、OS内のファイアウォール、
ソフトウェア、OSのアップデートなどが該当します。

Note

コントロールパネルで変更した内容が、OS内の設定へ自動的に反映されるとは限りません。反映されない項目は、下記の一覧で「OS内でも作業が必要」と記載しています。

作業ごとの設定場所

通信・接続

やりたいこと

設定する場所と詳しい手順

ポートの通信を許可する
コントロールパネルのパケットフィルター
(OS内のファイアウォールを有効にしている
場合は、そちらも)
サーバーの画面を確認する
(SSHで接続できない場合など)
コントロールパネルのコンソール
(VNCコンソール、シリアルコンソール)
SSH公開鍵を登録する
コントロールパネルで登録し、
OSの再インストール時や
サーバーの新規追加時に選択します
インストール後にSSHの
接続設定を変更する
DNS逆引きレコードを設定する
コントロールパネル
IPv6を利用する
OS内(標準では無効のため、
有効化の作業が必要です)

サーバーの操作・管理

やりたいこと

設定する場所と詳しい手順

サーバーを起動・停止・
再起動する
コントロールパネルの電源操作
OSを入れ替える
コントロールパネルのOS再インストール
(すべての設定が初期化されます)
サーバーの名前や説明を
変更する
コントロールパネル
(コントロールパネル上での管理用の名前)
サーバーの停止を監視する
コントロールパネルのサーバー監視
ソフトウェアを導入する
スタートアップスクリプト、またはOS内
(スタートアップスクリプトは、
コントロールパネルで選択し、サーバーの新規追加時や
OSの再インストール時に実行されます)

ユーザー・パスワード・アップデート

やりたいこと

設定する場所と詳しい手順

管理ユーザーのパスワードを
設定する
OSの再インストール時に、
コントロールパネルで設定します
インストール後に変更する場合は、
OS内で行います
パスワードが分からなくなった
状況に応じて、
レスキューブートなどで対応します
一般ユーザーを追加する、
sudoを設定する
OSやソフトウェアを
アップデートする

スケールアップ・ディスク容量

やりたいこと

設定する場所と詳しい手順

CPUコア数とメモリを増やす
コントロールパネルのスケールアップ
(自動的に増加します)
ディスク容量を増やす
コントロールパネルでスケールアップまたは
ストレージ変更オプションを行った後、
OS内でもディスクの拡張作業が必要です

混同しやすい項目

パケットフィルターとOS内のファイアウォール

パケットフィルターは、コントロールパネルで設定する、サーバーの外側の通信制限です。
OS内のファイアウォールは、サーバーにログインして設定する、OS上の通信制限です。
どちらも、許可されていない通信を遮断します。
標準OSのUbuntu 24.04、Rocky Linux 10では、OS内のファイアウォールは初期状態で有効になっていません。OS内のファイアウォールを有効にしている場合は、両方でそれぞれ通信を許可していないと、通信できません。

スケールアップとディスク容量

スケールアップを行うと、CPUコア数とメモリは自動的に増加します。
ディスクについては、増量した容量をOSに認識させるために、お客様ご自身で拡張する作業が必要です。標準OSのディスク拡張は ディスク拡張 をご参照ください。

SSH公開鍵の登録のタイミング

コントロールパネルのSSHキー管理で登録した公開鍵は、OSの再インストール時やサーバーの新規追加時に選択して利用します。
すでにインストール済みのOSの接続設定を変更する場合は、OS内で設定します。