症状から調べる(トラブルシュートの入口)

[更新:2026年10月14日]

VPSの利用中に「接続できない」「サイトが表示されない」といったトラブルが起きた場合に、症状から対応する記事を探すための一覧です。
原因の場所が分からない場合は、まず「確認の基本順序」の順に確認してください。

該当する症状

  • VPSに接続できないが、原因がどこにあるか分からない

  • SSHやWebサイトなど、特定のサービスだけ使えない

  • ログインできない、パスワードが分からない

  • どの記事を読めばよいか分からない

確認の基本順序

原因の場所が分からない場合は、VPS本体から外側へ、次の順に確認します。
前の段階で問題が見つかった場合は、先にその問題を解消してから、次の段階へ進んでください。

順

確認すること(確認する場所)

詳しい手順

1

サーバーが起動しているか
(コントロールパネルの電源状態)

2

接続先のIPアドレスが正しいか
(コントロールパネル)

3

ドメインが正しいIPアドレスを指しているか、
VPSまで通信が届くか(お手元のPCで nslookup、ping)

4

利用したいポートに通信が届くか
(お手元のPC)

5

パケットフィルターで通信が許可されているか
(コントロールパネル)

6

OS内のファイアウォールで通信が許可されているか
(VPS内部)

7

サービス(SSH、Webサーバー等)が起動しているか
(VPS内部)

8

SSHで接続できない場合は、VNCコンソールで
画面を確認する(コントロールパネル)

Note

パケットフィルターは、VPSの外側(コントロールパネル)で通信を制御する機能です。
OS内のファイアウォールは、VPSの内部(OS上)で通信を制御する機能です。
OS内のファイアウォールを有効にしている場合は、どちらか一方で遮断されていても通信できなくなるため、両方を確認してください。
標準OSのUbuntu 24.04、Rocky Linux 10では、OS内のファイアウォールは初期状態で有効になっていません。
コントロールパネルとOS内の設定の違いは コントロールパネルとOS内の設定の違い をご参照ください。

遮断している場所を切り分ける

パケットフィルターとOS内のファイアウォールのどちらで遮断されているか分からない場合は、通信がVPSに届いているかどうかを、VPS内で確認します。
どちらで遮断されている場合も、お手元のPCからはタイムアウトとして表示されるため、PC側の表示だけでは区別できません。

VPS内での確認結果

遮断している可能性がある場所

通信がVPSに届いていない
(パケットの受信もログの記録もない)
パケットフィルターなど、VPSの外側
通信はVPSに届いているが、応答がない
(OS内のファイアウォールが遮断した記録がある)
OS内のファイアウォールまたはサービス
通信が届いているかどうかは、tcpdumpで確認できます。手順は 特定のポート(サービス)への通信ができない場合 をご参照ください。
OS内のファイアウォールにufwを利用していて、ログの記録が有効な場合は、ufwが遮断した通信の記録でも確認できます(標準OSのUbuntu 24.04では、ufwは初期状態で有効になっていません)。
ufwのログ記録が有効か確認する場合(Ubuntu)
# ufw status verbose

出力の Logging が on になっていれば、ログの記録が有効です。

ufwが遮断した通信の記録を確認する場合(Ubuntu)
# journalctl -k | grep "UFW BLOCK"
確認したい通信の宛先ポート(DPT= の値)の記録があれば、その通信は、VPSに届いたうえで、OS内のファイアウォールが遮断しています。
記録がない場合、通信がVPSに届いていないか、ufwのログ記録が無効になっていることが考えられます。ログ記録が有効なことを確認したうえで、パケットフィルターの設定を確認してください。

症状から探す

サーバーに接続できない

症状

参照する記事

ドメイン名でもIPアドレスでも接続できない、原因の場所が分からない

接続できない原因を切り分ける(ドメイン・IP・ポート)

以前は接続できていたのに、急に接続できなくなった

VPSへのアクセスが切れてしまった

コントロールパネルの電源状態が「不明」「停止中」になっている

VPSへのアクセスが切れてしまった

OSが起動しない、ディスクの異常が疑われる

レスキューブートを実施する

ログイン・パスワードに関する問題

症状

参照する記事

契約直後、またはOSの再インストール後に、
SSHでログインできない

公開鍵認証を設定した後に、ログインできない

パスワードが分からない、sudo実行時のパスワードが分からない

ログインできない・管理者パスワードが分からない場合の対応

SSHでもVNCコンソールでもログインできない

Ubuntuでrootユーザーでログインできない

動作・通信の異常

症状

参照する記事

通信が不安定、接続が切れやすい

通信が不安定な場合

動作が重い、CPUやディスクI/Oに制限がかかった

CPU、DISK I/Oに制限がされてしまった

セキュリティ・メールに関する警告

症状

参照する記事

不正アクセスが疑われる

サーバーへの不正アクセスが疑われる場合の初動対応

迷惑メールの大量送信について警告を受けた

迷惑メールの大量送信について警告を受けた場合の対応

届いた通知メールが正規のものか判断できない

届いた通知メールが正規のものか判断できない場合の確認方法

それでも解決しない場合

上記の記事で解決しない場合や、状況の判断が難しい場合は、公式サポート窓口までご連絡ください。