DHCP¶
[更新:2022年10月28日]
共有セグメントにて提供しているDHCPについての情報です。
概要¶
IPアドレスの自動割当設定がなされているサーバ作成時に共有セグメントに接続することで、DHCPによりグローバルIPアドレスがサーバに設定されます。
ディスク修正機能に対応していないISOイメージを用いたOSインストールの際に、インストール時の設定作業が大幅に簡略化されます。
仕様および注意事項¶
- ディスク修正機能に対応しているアーカイブについては、従来通り固定IPアドレスがディスクに書き込まれ、DHCPは使用されません。
- 共有セグメントに接続された際に割り当てられるグローバルIPアドレスがDHCPで割り当てられます。DHCPによって異なったIPアドレスが割り当てられることはございません。
- DHCPはディスク修正機能でIPアドレスを設定できないOSに対して設定を簡易にするものです。本番運用時には必ずOS側の設定を固定割当設定にしていただきますようお願い致します。
- DHCPのパラメータは予告なく変更になる場合があります。
- DHCPにてIPアドレスを取得し通信を行っている際は、SLAの対象外となります。
- DHCPで配布されるホスト名は sv-NNNNNNNNNNNN (サーバのリソースID 数字12桁) 形式となります。
- DHCPで配布されるDNSサーバ(resolver)は、サーバを作成したゾーンの推奨ネームサーバが設定されます。
- DHCP通信時のポート・プロトコルは
67/UDP
および68/UDP
が使用されます。サーバのNICに パケットフィルタ機能 を設定する場合はこれらのポート・プロトコルが拒否されないように設定する必要があります。