ユーザグループ機能

[更新: 2024年11月28日]

ユーザグループ機能についての説明ページです。

概要

ユーザグループ機能は、ユーザをグループ化し、ユーザグループごとにアクセス権限のコントロールをする機能です。ユーザグループの役割に応じたアクセスレベルを設定することで、ユーザごとに設定することなくまとめて権限を適用させ、利便性やセキュリティを向上させることが可能です。

注釈

ユーザグループの編集は、管理者(さくらインターネット会員IDでコントロールパネルにログインした際の管理者「さくらインターネット会員としてログイン」時)のみが行えます。

ユーザのグループ化

作成済みのユーザをユーザグループに追加する手順です。新規にユーザを作成する手順は ユーザ・アカウント機能 のページを参照ください。

ユーザグループの作成・編集

さくらのクラウドのコントロールパネルに管理者(会員ID)でログイン

ユーザグループの設定変更は管理者でログインを行なった場合のみ可能なため、会員IDでログインします。

会員IDでログインする

左側のサイドメニューの「ユーザグループ」より編集を行うユーザグループを選択

左上の「ユーザグループの作成」より新規ユーザグループの作成を行います。作成済みのユーザグループがある場合、作成済みのユーザグループ一覧が表示されるので、ユーザを変更したいユーザグループを選択します。

ユーザグループの作成で新規ユーザグループを作成する

ユーザグループに追加したいユーザを選択

ユーザグループの名前や説明を編集します。また、作成済みのユーザ一覧が表示されるので、ユーザグループに追加するユーザを選択し保存します。

ユーザグループに追加するユーザを選択する

注釈

1会員あたりの作成できるユーザグループの最大数は50です。
ユーザは複数のユーザグループに登録できます。

ユーザグループの権限編集

左側のサイドメニューの「アカウント」より関連付けの編集を行うアカウントを選択

作成済みのアカウント一覧が表示されるので、アクセスレベルを変更したいアカウントを選択します。

アクセスレベルを変更したいアカウントを選択する

必要な権限を設定

アカウント名の変更などの下部に、ユーザと共にユーザグループの一覧が表示されます。このユーザグループの一覧の中からラジオボタン・チェックボックスを選択し権限の設定を行います。

ラジオボタン・チェックボックスを選択し権限の設定を行う

権限の適用

権限の適用は次のように行います。

アクセスレベル は「より強い権限」が優先されます。

設定例 動作
ユーザAがユーザグループBに所属
ユーザAに「アクセス不可」を割り当て
ユーザグループBに「作成・削除」を割り当て
ユーザAは権限「作成・削除」を持つ

サービスへのアクセス権限は「許可した権限の足し合わせ」になります。

設定例 動作
ユーザAがユーザグループAに所属
ユーザAがユーザグループBに所属
ユーザAに権限「請求閲覧」を割り当て
ユーザグループAに権限「請求閲覧」・「オブジェクトストレージ」を割り当て
ユーザグループBに権限「イベントログ」を割り当て
ユーザAは権限「請求閲覧」・「オブジェクトストレージ」・「イベントログ」を持つ