Windows Serverのストレージとバックアップ(増設・メンテナンス前の確認)¶
ストレージを増やす方法¶
さくらのVPS for Windows Serverで、ストレージを増やす方法は次のとおりです。
方法 |
利用可否 |
詳しい手順 |
|---|---|---|
スケールアップ
(上位プランへの変更)
|
可 |
増設後に、Windowsでの拡張作業が必要です
|
ストレージ変更オプション |
不可 |
Windows Serverでは、利用できません
|
NFS(追加のストレージ) |
可 |
Note
現在よりもディスク容量が少ないプランへの変更は、できません。
標準OSのディスク構成¶
Windows Server 2025の標準OSでは、1台の仮想ディスクが、次のようなパーティション構成になっています。
パーティション |
容量(目安) |
内容 |
|---|---|---|
1 |
100MB |
システム |
2 |
ディスクのほぼ全体 |
Cドライブ |
3 |
約720MB |
回復(Windows RE) |
> Get-Partition | Format-Table PartitionNumber, DriveLetter, @{n="SizeMB";e={[math]::Round($_.Size/1MB)}}, Offset
スケールアップの前後に確認すること¶
スケールアップができない場合¶
次の場合は、スケールアップができません( スケールアップ )。
お試し期間中のサーバー
料金が未納になっているサーバー
サーバーを申し込んだ当日
契約時に「Microsoft SQL Server (Web Edition)」をプリインストールしたサーバー
契約時に「Microsoft SQL Server (Web Edition)」と「Microsoft Office」をプリインストールしたサーバー
別のリージョン、別のゾーンへの変更
サーバーを追加した時期が、2019年10月23日より前の場合(V5より前のバージョン)も、スケールアップできません。
作業の前に¶
スケールアップは、サーバーを停止して行います。停止している間は、サーバー上のサービスが利用できません。業務時間外に、時間に余裕を持って実施してください
スケールアップ後も、サーバー内のデータと設定は維持されますが、念のため、事前にバックアップを取得してください
スケールアップ後も、IPアドレスは変わりません
作業の後に¶
スケールアップの完了後に、コントロールパネルの電源操作で、サーバーを起動します
リモートデスクトップまたはVNCコンソールでログオンします( リモートデスクトップで接続できない場合の確認手順(Windows Server) )
「ディスクの管理」で、増設した領域が「未割り当て」で表示されていることを確認します
増設した領域を、Windowsで拡張します( Windows Server )
アプリケーションとサービスが、正常に動作していることを確認します
バックアップする対象の考え方¶
標準OSには、バックアップは設定されていません( Windows Serverの利用開始後に確認したい項目 )。バックアップする対象と、方法を決めておきます。
対象 |
考え方 |
|---|---|
OS |
OSの再インストールで初期化されます
再インストール後に、アプリケーションを
再導入する手順を、控えておきます
|
アプリケーションの設定 |
設定ファイルや、エクスポートした設定を保存します |
アプリケーションのデータ |
保存先のフォルダーを、バックアップの対象にします |
SQL Serverのデータベース |
SQL Serverのバックアップ機能で、バックアップを取得します
データベースのファイルを、直接コピーする方法は避けてください
|
ファイル共有のデータ |
共有しているフォルダーを、バックアップの対象にします |
バックアップの方法には、次のものがあります。
方法 |
内容 |
|---|---|
Acronis Cyber Protect Cloud |
さくらのVPSで利用できる、バックアップサービスです
|
NFS |
バックアップの保存先として、ローカルネットワーク経由で
|
Windows Server Backup |
Windows Serverの標準機能です
標準OSには、インストールされていません
|
Note
OSの再インストールの前に確認すること¶
OSを再インストールすると、ディスクの内容は初期化されます( Windows OS再インストール )。
保存したいデータを、ディスクの外(NFS、お手元のPCなど)にバックアップしました
アプリケーションとライセンスの再導入に必要な情報(インストーラー、ライセンスキーなど)を控えました
再インストール時に設定する、管理ユーザーのパスワードを決めました( 管理ユーザーログイン )
再インストール後に、Windows Update、Windows ファイアウォールなどを確認する項目を把握しました( Windows Serverの利用開始後に確認したい項目 )
別のサーバーへ移行する場合は、複数のサーバーをローカルネットワークで接続して、データを移動する方法があります( さくらのVPS と for Windows Server のローカル接続手順 )。